ライフセーバーの資格取得の難易度は?お給料や冬の時期の仕事は?

masman

by matsuo

更新日:2019-05-06

公開日:2019-03-12

ライフセーバー

水辺で人の命を守ってくれるライフセーバー。そのかっこよさに憧れる人も多いと思います。今回は、そんなライフセーバーの資格の詳細や給与、冬はどんなことをしているのかなどなど、盛りだくさんの情報をご紹介します。


ライフセーバーとは、海やプールなどの水辺での事故を防ぐ為に、監視や指導・溺れてしまった人の救助などを行う職業です。
万が一事故が起こった場合は、いち早く救助し、必要に応じて人工呼吸や心臓マッサージなどの応急措置を行う必要があるので、人の命を守るための十分な知識とスキルが求められます。

今回はそんなライフセーバーの資格の詳細、気になる給与、さらには「ライフセーバーって冬の時期はどんな仕事をしてるの?」という疑問まで解決していきます。
内容が盛りだくさんですので、ぜひご覧ください!


ライフセーバーの仕事内容は?

ライフセーバー

「ライフセーバーっていう言葉は知っているけど、実はそれがどういうものなのか知らない…」
という方のために、まずはその仕事内容について説明していきたいと思います。

水辺での仕事

ライフセーバーと聞いて思い浮かべるのは、海やプールで監視や注意をしている人なのではないでしょうか。

そのイメージ通り、溺れた人を救助し、必要に応じて処置を施すといった救助活動や、水辺のパトロールなどによって水難事故を未然に防止するのがライフセーバーの基本の仕事です。

海やプールで楽しく遊んでいるところをライフセーバーに注意され、うるさく感じた経験がある人も多いかと思いますが、
それも全て命を大切に思って活動するライフセーバーの責任感から来ているのです。

水辺以外での仕事①

では、ライフセーバーは水辺でしか仕事しないのかというと、それは大間違いです。

ライフセーバーは水辺での監視・救助活動の他に、教育活動なども行っています。

ライフセービングに従事していない人に対して、心肺蘇生法や応急措置の方法を身に付けさせたり、海浜や湖沼などの自然環境の知識を得て自ら安全を図り危険行為をしないよう促すため、子ども達に海の安全指導教室などを開いています。

このような啓蒙活動も事故の予防に大変効果的であるため、ライフセーバーの大切な仕事のひとつになっています。

水辺以外での仕事②

ライフセーバーは水辺における救助活動を行う限り、自然とは切っても切れない関係にあります。

したがって環境保護への理解が進んでおり、海水浴場などでのゴミ集めや清掃活動を行うこともライフセーバーの派生的な活動の一つとして定着しています。

私たちが自然のなかで気持ちよく安全に過ごせるのは、ライフセーバーさんたちのおかげです。

ライフセーバー資格の詳細は?

実は日本では「ライフセーバー」の公的資格制度はなく、ライフセーバー資格なしにライフセービング活動を行っても違法ではありません。

そのなかでも、現在は日本ライフセービング協会(JLA)がライフセーバー資格制度を設けています。

ここではJLAの資格について、詳しく見ていきます。

ライフセーバー資格の種類

JLAの資格には、以下のようなものがあります。

資格名 詳細
ウォーター・ライフセーバー プールやアクアスポーツ等での事故防止活動や救助活動に携わるための資格
ベーシック・サーフ・ライフセーバー 海浜での事故防止活動や救助活動に携わるための資格
アドバンス・サーフ・ライフセーバー 海浜での事故防止活動や救助活動を経験した者が、より専門的で実践的な幅広い知識と技能を身に着けてリーダーとして活動するための資格
IRBクルー 水難事故等に対して適切に対応できる乗組員としての実践的な知識と技能を身につけ、海浜でIRB(救助用エンジン付きゴムボート)に乗って事故防止活動に携わるための資格
IRBドライバー 水難事故等に対して適切に対応できる乗組員としての実践的な知識と技能を身につけ、海浜でIRB(救助用エンジン付きゴムボート)を運転して事故防止活動に携わるための資格

ライフセーバー資格の受験資格

それぞれのライフセーバー資格には、以下のような受験資格があります。

資格名 受験資格
ウォーター・ライフセーバー 12歳以上であること
25メートル泳げる泳力を有していること(泳法は自由)
ベーシック・サーフ・ライフセーバー> 15歳以上であること
50m/40秒以内、400m/9分以内、潜行/20m以上、立泳/5分以上の泳力を有していること
ウォーターセーフティーおよびBLS資格を取得していること(有効期限内)
アドバンス・サーフ・ライフセーバー 16歳以上であること
50m/35秒以内、800m/14分以内、潜行/25m以上、立泳/10分以上の泳力を有していること
ベーシック・サーフ・ライフセーバー資格を取得していること(有効期限内)
ベーシック・サーフ・ライフセーバー資格取得後、海浜での監視業務を20日間以上経験していること
JLA個人会員であること
IRBクルー 18歳以上であること
ベーシック・サーフ・ライフセーバー資格を取得していること(有効期限内)
JLA個人会員であること
IRBドライバー 19歳以上であること
IRBクルー資格を取得していること(有効期限内)
2級小型船舶操縦士免許を取得していること
IRBクルー資格取得後、30時間以上IRBに乗船していること
JLA個人会員であること
出典:日本ライフセービング協会

ライフセーバー資格の難易度

JLAのライフセーバー資格は、先ほどご紹介した受験資格を満たしたうえでJLAの講習会を受講すれば取得することができます。

ライフセーバーの給与は?

ライフセーバー資格にも様々な種類があることをご紹介しました。

ここで、気になるお給料について説明していきます。

時給で支払われる場合

ライフセーバーとしてプールや海で救助活動や監視を行う場合、ほとんどが時給で給与が支払われます。

例えば、夏期の東京都のライフセーバーの求人が大体950~1500円であるため、単純計算で
時給1000円×8時間×20日=月収16万円となります。

これはあくまで夏期の計算で、一年を通してこの給与を手にできるわけではありません。
ライフセーバーの仕事だけで生計を立てるのは相当難しいと言えるでしょう。

そのため、学生がアルバイトとして働いたり、会社員が副業として働くなど、様々な働き方があるようです。

ライフセーバーの冬の仕事は?

ライフセーバー

さて、ここで「ライフセーバーって、夏の仕事のイメージだけど、冬の間はなにしてるの?」という純粋な疑問にお答えしていきたいと思います。

冬でも海での仕事はある

海でのイベントが多いのはもちろん夏ですが、冬がゼロなわけではありません。

場所によっては冬にもサーフィンの大会などが開催されることもあり、そういった場合には夏と同じようなライフセーバーの仕事をしています。

勉強や訓練

ライフセーバーとして、人命救助に関する勉強や救助のための逞しい体づくりは欠かせません。

水辺での仕事が少ない冬こそ、勉強やトレーニングに集中する真面目なライフセーバーさんがほとんどです。

アルバイト

先ほどご紹介したように、ライフセーバーの仕事だけで食べていくことは困難です。

ましてや仕事の少ない冬は、アルバイトなどで食いついでいかなければなりません。

ライフセーバーとして仕事をするのは夏だけで、冬は違う仕事をしているという人が大半のようです。

プロライフセーバーという仕事

ここまでライフセーバーのお話をしてきましたが、それとは別に「プロライフセーバー」という職業もありますのでご紹介したいと思います。

プロライフセーバーの仕事

ライフセーバーに「プロ」がつくと、仕事内容はどう変わって来るのか気になりますよね。

プロライフセーバーとは人命救助を行うライフセーバーではなく、スポーツとしてのライフセービングを行う競技者となります。

スポーツですので、もちろん大会に出場することが仕事ですが、
プロライフセーバーはタレント活動や団体の運営・理事を行っていたり、トレーナー活動をしている場合もあります。

プロライフセーバーの給与

プロライフセーバーの活動範囲は多岐に渡るので、給与を一概に計算することはできません。

しかしプロライフセーバーの主な収入は、やはり大会で得た賞金です。
また、大会で優秀な成績を収めるとスポンサーがつき、収入につながることもあります。

ライフセーバーの資格|まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はライフセーバーについてご紹介しました。

文字通り人の命を守るという責任感あふれるかっこいい仕事ですが、
ライフセーバー一本で生きていくのは非常に難しそうですね。

皆さんはどのように感じられたでしょうか。
興味のある方はぜひ、ライフセーバー資格取得を目指してみてください。

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