行政書士として開業する際の費用や取得するべき資格についてご紹介

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by MATSUZAWA

更新日:2019-04-10

公開日:2019-04-10

行政書士

今回は行政書士として開業するに至って、取得する必要がある資格や開業の費用についてまとめました。具体的な開業の流れや期間も含めて紹介するので是非参考にして下さい。

       

行政書士として現在働いている方、また行政書士を目指している方の中には将来的に独立して開業することを考えている方も少なくないでしょう。

一般的に行政書士として開業することは相当な費用や準備を要するため容易ではありません。

そこで行政書士として開業するために取得すべき資格や費用、またどれほどの期間を要するのかなど詳しく解説していきます。

行政書士としての開業は難しい?

行政書士

行政書士としてある程度キャリアのある方、また行政書士の資格取得後にすぐ開業を考えている方もいると思います。

しかし、一般的には行政書士として開業し成功する確率はそれほど高くないと言われています。

具体的な理由としては、実際に開業するためにある程度費用がかかること、また事業を軌道に乗せるまでにある程度の期間を要することが挙げられます。

しかし一方で開業し成功されている行政書士の方も一定数いることも事実です。

それでは実際に行政書士として開業する方法について見ていきましょう。

行政書士になるには国家資格の取得が必要

まず、行政書士になるには基本的に行政書士の国家試験に合格し資格を取得するか、もしくは各省庁で一定期間キャリアを積んだ後に法務大臣の認可を受けるという2通りの方法があります。

いずれにしても行政書士になるための資格取得は決して容易ではなく、国家試験の場合合格率は10%を大きく下回ると言われています。

というのも、行政書士として業務をこなすためには憲法や民法、刑法など法律全般に関する高度なスキルと専門性の高い知識が必要とされるからです。

行政書士として開業するまでの流れや必要な費用

一般的に成功率がそれほど高くはないと言われていますが、実際に行政書士として開業するにはどうすればよいのでしょうか。

行政書士として開業するまでの流れや必要な費用について一緒に見ていきましょう。

ステップ1:開業資金や費用を準備する

行政書士としての資格取得後、開業するためにまずすべきことは開業資金やその他費用の準備です。

行政書士として働くためには、行政書士会に登録するために一律30万円を支払うことになっています。

また、事務所をはじめる上で必要となる物件の家賃や設備費用、その他運営費や維持費も含めておおよそ50万〜100万円以上かかると言われています。

開業資金を節約するために自宅の空きスペースなどを使って始める方もいると思いますが、将来的に従業員を雇ったり事業規模を拡大する際にはある程度スペースのある事務所が必要となるため、それだけ必要な費用も増えてきます。

実際に開業する前に将来的な事業規模や事業スタイルを考慮した上で開業資金を準備しましょう。

ステップ2:行政書士として開業する手続き

ある程度開業プランが決まり必要な費用が準備できたら、実際に行政書士として開業する法的手続きを行っていきます。

具体的な手続きとしては、事務所の所在地や事務所名が決定した後に各都道府県の行政書士会へ登録申請するための書類作成・提出、税務署への開業届の提出をまず行いましょう。

それらの法的手続きができたら実際に事業をはじめるために必要となる事務所の公式ホームページや名刺等の作成を行います。

行政書士として開業し事業を進めるためには各都道府県や自治体との連携が必要となるため開業挨拶状などの準備も必要となります。

ステップ3:業務の開始、他社との差別化

以上の手続きが終了したら実質的に事業開始となります。

しかし、重要なのは開業することではなく実際にクライアントを獲得して事業を行うことです。

世の中には行政書士の個人事務所が無数に存在します。

いかにして他社と差別化を図りクライアントを得るかということが必要不可欠なこととなります。

そのためには、行政書士としての専門分野を増やし業務の幅を広げることです。

行政書士が扱うことになる分野には、建築・産廃、運輸・交通、法務・会計、遺言・相続などが一般的です。
自分の強みになる分野を見つけ、徐々に扱える幅を広げていくことがクライアントを獲得するための戦略となります。

行政書士として開業する際の注意点

行政書士

以上の3つのステップが行政書士として開業するための流れです。

一見シンプルですが、実際に開業するとなると予期せぬトラブルが発生したり、思い通りに準備が進まないことがあります。

そこで、行政書士として開業する際の注意点についてもいくつか見ていきましょう。

事務所の経営が難しい

まず注意すべきことが、行政書士としての実務と事務所経営は全く別のスキルを必要とするため誰もが両立できるとは限りません。

事務員として別途従業員を雇うのも一つの手段ですが、開業して間もないときは経費を節約するために、事業主自らで実務と経営を両立する状況になることがほとんどです。

そのため、行政書士としての専門スキルはもちろんのこと事務所経営に関する知識も必要不可欠となるのです。

安定した収入を得るまでに長期間かかる場合も

行政書士として開業するための流れは以上で紹介したとおりになりますが、開業準備等に時間がかかってしまい、実際に収入を得るまで長期間掛かってしまう場合も珍しくありません。

今まで関連事務所に雇われていた場合、もしくは資格取得後に開業をする場合、いずれのケースでも実質無収入の状態で開業準備を始めることになります。
開業資金に加え開業期間中の生活費も当然必要となり、その費用を準備するだけでも時間を要する場合があります。

そのため、開業をする際にはあらかじめこれらのことを考慮した上で、時間と経済的にある程度余裕を持った状態で始める必要があるのです。

行政書士として開業する際の流れや費用まとめ

以上で行政書士として開業する際の基本的な流れや必要な費用等について紹介しました。

行政書士として開業すること自体は必要な手続き等を行いながら進めていけばそれほど難しくはありません。

しかし、実際に事務所を開業した後にどのように経営を行っていくのか、どのようにしてクライアントを獲得していくのかということが重要になり、それなりの期間と費用を要することになります。

将来実際に行政書士として開業を検討されている方は以上で紹介したことを是非参考にして役立ててください。

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