司法試験の合格率はどれぐらい?大学や年齢順にランキングしてみた

masman

by kame

更新日:2019-05-09

公開日:2019-05-09

司法試験 合格率

司法試験の合格率はどれぐらいなのか?年齢や大学によって、合格率に開きはどれぐらいあるのでしょうか?数ある国家試験の中でもトップクラスの難関資格として知られる司法試験についてまとめ、合格者数別ランキングも掲載しました。


司法試験の合格率ってどれぐらいなのでしょうか?また、大学によっての合格率の違いはどれほどの開きがあるのでしょう?年齢による合格率の違いなどはあるのでしょうか?

司法試験とは、弁護士や裁判官、警察官になるために合格しなければならない試験です。国家試験の中でも難易度はトップクラスであるとして知られています。

本記事では、大まかな司法試験の仕組みと、その合格率、そして大学別の合格率ランキングを掲載してまとめています。


司法試験の難易度と仕組み

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司法試験は、数ある国家資格試験の中でも群を抜いて難関であるとして有名です。

他の資格試験と何が違うのでしょうか?合格率や大学ランキングの話題に入る前に司法試験がどのようなモノなのかを一度整理しておきましょう。

司法試験の受験資格が厳しい

司法試験には受験資格があります。その条件とは

  • 司法試験予備試験に合格すること
  • 法科大学院を修了すること

の2種類のうちどちらかです。

予備試験

予備試験は誰でも何度でも受けることができます。

法科大学院に通うことなく司法試験を受けたい人や、大学の法学部・法科大学院に在籍中に、各過程の修了前に司法試験受験資格を得るために並行して受けるという人も居ます。

合格さえできるのであれば予備試験を突破するのが一番早く受験資格を得られる方法です。

しかし、予備試験の合格率は1.7%~3%程度となっており、予備試験から司法試験までの勉強を1からするとなると、6000時間もの勉強時間を要するとも言われている、かなり狭き門であることは間違いありません。

法科大学院

法科大学院は、各大学院の行う入試に合格することで入ることができます。

入試の内容は大学により様々。適性検査に小論文や面接などがあり、難易度は高めです。

法科大学院は、大学の法学部を卒業してからの入学なら2年間、法学部以外の大学を卒業してからの入学なら3年間の勉強を経ることで修了できます。

つまり、まとめるとこのようになります。

司法試験を受けるには?
高校
大学(法学部) 大学(法学部以外) ↓↓↓
法科大学院
(2年間)
法科大学院
(3年間)
予備試験
司法試験
司法修習
弁護士や裁判官などそれぞれの道へ…
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司法試験の合格率とは?

予備試験に続いて、本試験ともいえる司法試験に関しても、相変わらずの超難関と言える難易度を誇っています。

合格率1桁台前半という表現でさえ生ぬるいと感じるほどの難関である予備試験でしたが、これを抜けてやっと受けることのできる司法試験そのものの合格率は、19%~30%程度、平成29年度の合格率は25.9%でした。

この合格率は、司法試験の合格者全員を受験者全員で割った数値です。

実は、司法試験の受験資格をどこで得たかによって、合格率にはかなりのばらつきがあります。

予備試験から上がってきた受験者の合格率は高い

合格率3%以下の鬼難易度である予備試験を通って司法試験に挑戦した人だけに絞ってみると、2018年の司法試験ではその合格率は77%にのぼります

この後で紹介する法科大学院別ランキングの受験者と合格者を比べてみても、ランキング上位の大学院の合格率を上回っており、予備試験合格者の司法試験合格率は大学院と比べてもランキング1位となっています。

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司法試験2018年の法科大学院別合格者数ランキング

司法試験 大学ランキング

司法試験の、2018年の法科大学院別合格者数ランキングはこのようになっています。

京都大が東京大を抑え、合格者数・合格率共にトップとなりました。

司法試験2018合格者数ランキング
順位 大学名 受験者数 合格者数
1 京都大 216 128
2 東京大 252 121
3 慶応義塾大 301 118
4 早稲田大 301 110
5 中央大 435 101
6 一橋大 121 72
7 神戸大 129 51
8 大阪大 133 50
9 九州大 87 29
9 名古屋大 95 29

出典:dot.asahi.com

このランキング上位の一覧を見ると、合格率は25.9%よりも随分高そうに見えてしまいます。

しかし今回のランキングに載せていない10位以降の法科大学院がたくさんあります。中には30人を超える受験者がいて合格者が1人という所も…。

年齢と司法試験合格率との関係は?

次は、司法試験を受ける人の年齢と、年齢ごとの合格率はどう関係しているのかについて見ていきましょう。

上記で説明した通り、司法試験を受けるには法科大学院を修了するか予備試験の合格が必要です。

つまり、司法試験を受けられる資格を持っている人の年齢を考えると、法科大学院出身者であれば若くても24歳~25歳という年齢のはずです。

予備試験と年齢

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予備試験には年齢制限の上限も下限もありません。

法科大学院ルートでは、どうしても高校を出てから6年間という期間を必要としますが、予備試験ルートならば合格率3%以下の試験を越えられた場合、もっと若い年齢から司法試験に挑む権利を得ることができるのです。

実際に、2017年には18歳という年齢で予備試験に合格、2018年には19歳で司法試験の合格を果たした若者もいます。今後、高校生の学力トップクラス層が予備試験や司法試験の合格を狙うという流れは増えていく可能性は大いにあります。

ただし、普通に挑戦すれば6000時間分はかかる勉強量を18歳という年齢でこなしきってしまう程度のお化けレベルの頭脳の持ち主に限られますが。

司法試験合格者の年齢層

司法試験の合格者平均年齢は、およそ30歳前後となっています。

2017年~2019年では最低年齢は先の通り19歳、最高年齢は71歳というデータもあり、平均年齢28.8歳という結果でした。

司法試験の合格率と年齢に関しては、大きな関係はないのかもしれません。

実際、若すぎる弁護士はクライアントからの信用が得づらい・不安にさせてしまうという事もあるぐらいですので、弁護士を目指して司法試験に挑む際には年齢は関係ないと言っていいでしょう。

逆に、検察官や裁判官を目指して司法試験を受けるなら、公務員のキャリアシステムが存在する組織であるため司法試験に合格する年齢は早ければ早いほど有利と言わざるを得ません。

司法試験の合格率は?大学別ランキングと年齢まとめ

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今回は司法試験の国家資格最難関たる仕組みと、合格率についてまとめ、大学別にランキングも掲載してみましたが、いかがでしたか?

注目ポイントは、法科大学院ランキング上位よりも自力の努力で受験資格を得た人たちの司法試験合格司法試験合格率が高いという所です。それだけ予備試験のハードルが高いという事なのでしょう。

また、年齢に関しては特に制限もかけられておらず、幅広い世代の人たちが司法に関わるチャレンジをして欲しいという期待のあらわれだと考えられます。

いずれにしても猛勉強が必要な超難関試験です。合格できる人は年齢や大学院は関係なく熱意があって努力できる人という事でしょう。

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