行政書士の資格は就職に有利?資格取得の難易度もご紹介

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by MATSUZAWA

更新日:2019-05-15

公開日:2019-05-15

行政書士

今回は行政書士の資格難易度や就職事情についてまとめました。資格を持っていることで有利に就職できるかということも含めて紹介します。未経験で転職を考えている方もぜひ参考にしてください。


行政書士は弁護士などと同じように法曹界で非常に重要な役割を担っており、業界内でも注目を集めている職業の一つです。

未経験の方でも将来資格を取得し就職や転職を考えている方もいると思います。

そこで、行政書士の資格取得難易度や行政書士の資格は就職の際に有利になるかということも含め、行政書士の就職事情について紹介します。


行政書士とは?

行政書士

そもそも行政書士とは、行政書士法に基づく国家資格の一つであり、法律関連業務において必要な書類作成や相談業務を行う法律のプロフェッショナルです。

行政書士は基本的に法律事務所や弁護士事務所において、弁護士や司法書士など方関連の職業の方と連携して業務を行いますが、行政書士として独立し自ら事務所を立ち上げることできます。

つまり、行政書士の資格を持っている者は活躍できる場がたくさんあります。

行政書士の仕事内容

行政書士の主な仕事内容は、①各官公庁への必要書類作成及び申請代行業務、②書類作成に関する相談業務、③各契約書の作成代行業務の3つとなります。

①・②に関して、新しい事業を始める際には各役所に提出するための開業届や認可などの書類が必要となります。

素人にとって必要書類の作成は難しい箇所もあるため、行政書士と相談を行いながらそれらの作成・申請代行してサポートします。

③に関して、遺産相続や不動産取引などを行う際には必ずそれぞれ法的内容に従った契約書を作成するこが義務付けられています。

その際に行政書士はクライアントの意向をしっかりと考慮した上で適切な契約書を作成します。

行政書士の資格取得方法や難易度

行政書士の資格は毎年一度行われている行政書士国家試験に合格することで習得することができます。

受験資格は特に設けられていないため未経験の方でも受験することはできますが、行政書士の資格は国家資格の中でも司法試験などに次ぐ非常に難易度の高い試験となっているため一筋縄では合格は難しいです。

試験では法律関連の書類作成や申請業務における実践的な知識に加え、普段私達が生活している上でめったに耳にしない民法やその他法律に関する専門的知識が問われます。

そのため、行政書士を目指す方は大学や専門学校、また資格学校等で法律に関する専門知識を身に着け資格取得を目指す方がほとんどです。

行政書士の就職事情や現状

一般的に行政書士として資格取得後は「使用人行政書士」「開業行政書士」「兼業行政書士」の3つの進路に分かれます。

使用人行政書士とは、行政書士事務所雇われて就職する方法です。

とはいっても、「行政書士」という役職で求人を行っている法律関連事務所や企業は少ないのが現状であるため、使用人行政書士になる方はほんの一部に限られています。

「開業行政書士」とは、その名の通り独立して事務所を起ち上げ、行政書士として事務所の経営を行います。

「兼業行政書士」とは自ら事務所を起ち上げた後に行政書士としての仕事に加え、他の法律関連業務も行います。

また、中にはセカンドライセンスとして行政書士の資格取得を目指す方も決して珍しくはなく、不動産鑑定士や司法書士など関連職業の方がキャリアップやスキルアップのために行政書士の資格取得を目指します。

行政書士の資格取得者に有利な就職先

行政書士

行政書士の資格取得後には「使用人行政書士」「開業行政書士」「兼業行政書士」の3つの進路がありますが、いずれを選択する際にも行政書士の国家資格を持っていることで就職は有利になります。

行政書士国家資格取得後の気にある就職事情ですが、資格取得者が必ずしも行政書士として就職するわけではありません。

そこで、具体的な就職先について一緒に見ていきましょう。

就職先1:法務事務所や弁護士事務所

行政書士資格保有者の主な就職先としてまず法務事務所や弁護士事務所が挙げられます。

先程も紹介した通り「行政書士」枠として求人を行っている事務所は少ないため、ほとんどの場合は将来開業する際に実務経験を積むために就職する方、もしくは弁護士事務所においてパラリーガルなど他の役職と兼業して働く方がほとんどです。

場合によっては各事務所の各事務業務や経理などを任されることもあるため、行政書士としてのスキルはもちろんのこと柔軟に対応する力も必要となります。

就職先2:一般企業の法務部

業種・業態問わずどんな企業にも「法務部」という部署が存在し、そこが行政書士資格取得者の一つの就職先になります。

しかし、一般企業においてインハウス、つまり行政書士として働くことは許されておらず、当然行政書士の専門業務を行うことは許されていません。

そのため、行政書士の資格はあくまでも採用面接の際のアピール材料の一つに過ぎません。

法務部では、一般企業が直面しやすい民法や商法にか関するトラブルが生じた際に問題解決のための助言や相談業務を行うことになります。

就職先3:事務所を独立して開業する

行政書士としてやっていく方のほとんどは遅かれ早かれ独立し事務所を起ち上げます。

しかし、資格取得後にいきなり独立することは難しいため、まずは各関連事務所において実務経験を積みながらクライアントを獲得していきます。

また、事務所を経営するためには行政書士としての専門スキルはもちろんのこと経営スキルも必要であるため、経営についてもしっかり学ぶ必要があるのです。

最初は比較的小規模な事務所や自宅の一室を利用し開業する方がほとんどでその場合には従業員の数も限られるため、事務作業や会計・経理、その他必要業務も事業主自らこなす必要があります。

行政書士の資格は就職に有利?まとめ

今回は行政書士の資格取得難易度や就職事情について詳しく紹介しました。

行政書士は未経験の方でも目指すことはできますが、高度な専門スキルを要する国家資格であることから非常に難易度の高い資格となっています。

また、資格取得後は各事務所に雇われる行政書士として就職する人は限られており、ほとんどの方は将来的に独立開業を目指します。

しかし、どんな形で就職するにしても行政書士としての資格を持っていることで有利になることは間違いありません。

行政書士の資格取得までの道のりは非常に険しいものですがそれだけ価値のある資格であるため、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

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