司法試験予備試験の日程や会場まとめ!願書の入手方法も解説!

masman

by idu

更新日:2019-06-25

公開日:2019-06-11

予備試験情報

法科大学院に進まずに裁判官を目指す方に必須の司法試験予備試験。受験する為に必須なのが願書です。願書に必要な書類、司法試験予備試験の日程や各地の会場について、その他注意事項などの概要をまとめてみました。受験する方は是非参考にしてください。


裁判官を目指し、司法試験予備試験の受験を選択肢に入れている方が近年増えてきています。

司法試験合格者の中で法科大学院修了者の上位に並んで司法試験予備試験合格者が増加中という事も理由の一つなのかもしれません。

司法試験予備試験を受験するにあたって必要となる願書の入手方法や必要な書類、司法試験予備試験の日程や会場についてまとめてみました。


司法試験予備試験を受験する為に

裁判官になる為の第一関門といえる司法試験予備試験を受験する為には、願書を入手する必要があります。

司法試験予備試験受験願書は例年、年始の1月上旬から1月下旬~2月上旬(2019年は1月4日~2月1日)にかけて交付期間の日程が設けられています。

交付された後に出願するのですが、その出願期間の日程は例年1月中旬から1月下旬~2月上旬(2019年は1月21日~2月1日)となり、消印有効日は最終日となるので、余裕をもって入手するようにしましょう。

受験願書を入手する

司法試験予備試験の受験願書を入手する方法は、受験願書を交付している法務省の受験願書交付場所へ直接出向いて交付してもらうのか、郵送で交付してもらうかの2つがあります。

せっかく願書を入手したのに出願するのを忘れた、書類を揃えるのに時間がかかって有効期限が過ぎてしまったなんてことがないように注意してください。

受験願書は1人1部しか入手する事が出来ないので、2つの方法のどちらかでしか受け取ることは出来ません。

郵送で入手する

直接出向く事が出来ないなら郵送で受験願書を入手しましょう。自宅で受け取れるので手間が省けるというメリットがあります。

返信用封筒(角形2号)に140円分の郵便切手を貼ったものを中に入れられるサイズの封筒の表側に「司法試験予備試験受験願書請求」と赤字で記入し司法試験委員会宛に送ります。

返信用封筒には自分の郵便番号・送付先住所・氏名と電話番号を記入する必要があるので、必ず丁寧に記入してください。

返信用封筒を入れ忘れてしまうと願書を送ってくれないので、必ず返信用封筒は忘れずに入れてくださいね。

  • 入学願書請求先
  • 〒100-8977
  • 東京都千代田区霞が関1-1-1(法務省内)
  • 司法試験委員会 (「御中」を忘れずに)

直接出向いて入手する

直接願書を受け取れるのが法務省に出向く事です。平日の決められた時間内(10時~18時)に取りに行けば、確実に受け取る事が出来ます。

住所は郵送の時と同じ千代田区霞が関1-1-1の法務省内にあり、1階の東玄関を入ってすぐの場所に「受験願書交付場所」が設置されています。

日比谷公園側の玄関で検察庁と並んでいるので間違えないよう注意しましょう。

受験願書交付場所

出典:法務省

出願する際に必要な物と注意事項

裁判官を目指す為の願書の入手方法を確認出来たら、次は出願です。返信用封筒に入っている願書に必要事項を記載する他に必要なものや書類があるので、願書を請求したらすぐに用意するようにしましょう。

出願は郵送(書留)のみで受理されるので、法務省に直接持参しても受理してもらえないので注意してください。

用意するもの

【願書】機械で読み取る為、丁寧に楷書で記入する事
必要事項を全て記入したもの
【写真】出願より6ヶ月以内に撮影したもの
縦45mm×横35mmで顔の部分が32~36mm
写真の裏に氏名・生年月日を記入し、しっかり糊付けして貼り付ける
【受験手数料】収入印紙4枚以内で17,500円分
現金や郵便切手、都道府県発行の収入印紙は不可
【住民票】下記に該当する人のみ
これまで司法試験や司法試験予備試験を受験したことがない人
受験者IDを紛失した、若しくは取得したことがない人
日本国籍が無く、通称での受験を希望する人

司法試験予備試験の日程と受験会場

予備試験-日程・会場

裁判官になる為の必須試験である司法試験予備試験は3回、短答式試験・論文式試験・口述試験に分けて日程が組まれ、実施されます。

短答式試験に合格すれば論文式試験の受験資格が得られ、論文式試験に合格すれば口述試験を受験する事が出来ると言う形式になっているので、裁判官を目指している方は3つの試験全てに合格する必要があります。

まずは司法試験予備試験の日程をご紹介しましょう。

【司法試験予備試験】短答式試験

例年5月中旬に司法試験予備試験の1回目、短答式試験が全国7都市の各会場で行われます。2019年の日程は5月19日(日)でした。

短答式試験は「憲法・行政法」「民法・商法・民事訴訟法」「刑法・刑事訴訟法」「一般教養科目」を1日で行います。

司法試験では民法・憲法・刑法の3つしか無いので司法試験予備試験は科目が多く幅広い知識が問われる事がわかりますよね。

短答式試験の合格発表は約半月後の6月上旬に法務省のホームページで発表されます。

【司法試験予備試験】論文式試験

論文式試験は7月中旬に2日に分けて全国4都市4ヵ所、札幌市・東京都・大阪市・福岡市の各会場で行われます。

2019年の日程は7月14日(日)に「憲法・行政法」「刑法・刑事訴訟法」「一般教養科目」、7月15日(月・祝)に「法律実務基礎科目(民事・刑事)」「民法・商法・民事訴訟法」の5科目を試験します。

論文式試験も司法試験になると「公法系科目」「民事系科目」「刑事系科目」「選択科目」の4科目になるので、司法試験予備試験の方が難易度が高いのもうなずけますね。

論文式試験の合格発表は10月上旬に法務省のホームページで発表されます。

【司法試験予備試験】口述試験

論文式試験が終われば裁判官への第一歩の最後の関門、口述試験が待っています。口述試験も例年10月下旬に2日にわたり「民事」と「刑事」の実務系基礎科目を試験します。

2019年の日程は10月26日(土)27日(日)で、例年の口述試験会場は東京都又はその周辺とされていますが、基本的には法務省浦安総合センターで行われています。

口述試験は受験者1人に試験官2人が付き、試験官の質問に受験者が答える形式が取られていて、受験者の解答速度や試験官の質問内容により時間が様々になるので、時間がかかり午前と午後の部に分かれて試験するのです。

民事と刑事のどちらが1日目に来るのか、午前と午後のどちらかでも割り当てが変わるので集中力を切らさないよう気を付けましょう。

【司法試験予備試験】試験会場

裁判官を目指す第一歩の司法試験予備試験の試験会場は各試験により会場数や場所が毎年異なります。

2019年は短答式試験が7都市9ヵ所、論文式は4都市4ヵ所で口述試験は法務省浦安総合センターのみとなっています。

下記に2019年司法試験予備試験の短答式試験・論文式試験の試験会場を記載しておきます。

  
司法試験予備試験会場一覧
予備試験 都市名 試験会場
短答式試験 北海道 北海道文教大学
仙台市 仙台卸商センター 産業見本市会館 サンフェスタ
東京都 早稲田大学早稲田キャンパス
東京都 青山学院大学青山キャンパス
東京都 明治大学和泉キャンパス
名古屋市 中京大学名古屋キャンパス
兵庫県 関西学院大学西宮上ケ原キャンパス
広島市 広島工業大学専門学校
福岡市 福岡工業大学
論文式試験 札幌市 札幌市産業振興センター
東京都 TOC
大阪市 マイドームおおさか
福岡市 南近代ビル

司法試験予備試験の注意点

予備試験-注意事項

願書と一緒に送付された書類の中に、「司法試験予備試験受験案内」という書類が同封されているのですが、その中に注意事項として様々な事柄が記載されています。

持参する事が許可されているもの、持参してはいけないもの、禁止事項や注意点が記載されているので、必ずしっかり読んでおく事が大切です。

短答式試験での代表的な許可されている持ち物や禁止されているもの、注意事項や禁止事項をご紹介しましょう。

試験中の持ち物

試験会場には「受験票」「バーコード式の受験番号シール」「筆記用具(BかHBの鉛筆、消しゴム)」の他、ハンカチ・ポケットティッシュ、目薬や点鼻薬、ストップウォッチが持ち込みを許されています。

その他、ラインマーカーや色ペン、色鉛筆やシャープペンシルは試験問題集に限り使用が許可されています。鉛筆キャップや定規、付箋、筆記用具入れやは禁止されているので机上に出さずカバンにしまっておく必要があります。

携帯電話やスマートウォッチは電源を切ってカバンにしまっておきましょう。

試験会場や試験地

試験当日は集合時刻が決まっているので、必ず早めに到着するようにしましょう。試験開始前の着席時刻になると受験に関する説明が始まりますし、試験開始時刻に間に合わなければ受験資格を失います。

裁判官を含む法曹三者以外の仕事でも同じですが、時間厳守は社会人の基本ですよね。ちなみに試験を欠席する場合なのですが、事前連絡も事後報告も必要ありません。

試験中は答案用紙を全て埋めても途中退室する事は禁止されています。体調不良や、やむを得ずお手洗いに行く場合も、黙って挙手し必ず試験監督員の指示に従って行動しましょう。

受験する上でのNG行為

論文式試験では試験時間が長い為、水分補給の為にペットボトル入りの飲料の持ち込みは許可されていますが、机上に置く事は禁止されているので足元に置くようにしましょう。

寒暖差は各自で調整する必要があるので、空調により暑い寒いと感じる可能性があれば、許可されている座布団・ひざ掛け・ストール・マフラーや衣類で調整してください。

その他帽子や耳栓、時計、サポーター・リストバンド等の禁止されているものは試験会場内で着用出来ません。

司法試験予備試験の日程や会場を解説!願書の入手はどうする?まとめ

いかがでしたでしょうか?

裁判官を目指す為の司法試験予備試験、2019年の日程や試験会場、願書の入手方法をまとめてみました。

願書の入手方法は例年同じですが、出願や試験の日程、会場は少しづつ異なる部分があるので来年以降に裁判官を目指して司法試験予備試験を受ける方は、簡単な流れとして確認しておくのも良いのではないでしょうか?

会場付近には駐車場が少ない事も多く、受験者の駐車を禁止している会場も多いので、公共交通機関を利用して向かうようにしましょう。

忘れ物や遅刻をしないよう、試験前には持ち物チェックを欠かさないように気を付けて、司法試験予備試験頑張ってください!

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