予備試験の難易度は激ムズ?法科大学院に行かなくても合格できる?

masman

by idu

更新日:2019-06-25

公開日:2019-06-11

法科大学院に行かずに裁判官を目指す方は司法試験予備試験の合格が必須です。ですが、予備試験の難易度の高さは日本国内でも最高難度とも言われています。そんな激ムズの予備試験を法科大学院に進まなくても合格できる方法があるのかをご紹介します!


裁判官を含む法曹三者を目指す方は司法試験予備試験に合格するか法科大学院を修了する事で司法試験を受験する資格を得られます。

法科大学院に進学するとなると時間もお金もかかるので、近年は最短距離で目指せる司法試験予備試験の合格を目指す方が増えてます。

法科大学院に進まなくても難易度の高い予備試験に合格する事が出来るのか?予備試験の難易度について解説していきましょう。


予備試験を受けるメリット

法科大学院に行かず予備試験を受験する事で、裁判官を目指す方のメリットになることにはどんな事があるのかをご紹介していきましょう。

法科大学院に進むとなると、大学の4年間+法科大学院で最短2年、法学未修者なら3年を過ごす事になり、早くても6年間という時間がかかります。

難易度の高い予備試験を法科大学院に進まずに受ける事で得られるものには一体どんな事があるでしょうか。

時間とお金の節約

一番大きいメリットは時間とお金の節約です。時間とお金を節約しながら難易度の高い予備試験に合格する事が出来るのか?と思われそうですが、通信講座なら出来るんです!

通信講座で学び、2017年に18歳という最年少で予備試験に合格し、2018年に司法試験に合格した大学1年生がいますが、彼のように最短で進める方法を取れば、法科大学院に進む費用を抑える事が出来るんです。

彼は大学に進学しましたが、予備試験合格後そのまま司法修習に進めば大学進学の費用も必要ありませんよね。

進路の幅が広い

予備試験に万が一不合格だったとしても、裁判官への道を諦められないのなら法科大学院への入学という道があります。

もちろん金銭面で学費がかかるというデメリットはありますが、再度予備試験を受けながら法科大学院での勉強を進められるので、モチベーションの低下にはならないでしょう。

その他、国家公務員第一種の勉強とも内容が重複しているので、国家公務員として働きながら通信講座で予備試験の勉強を進めて、翌年以降再度予備試験を受験する事も可能です。

司法試験の合格率が高い

  
2014~2018年 5年間の合格率トップ3
司法試験実施年度 1位 2位 3位
2018年 予備試験合格者 京都大学法科大学院 東京大学法科大学院
2017年 予備試験合格者 京都大学法科大学院 一橋大学法科大学院
2016年 予備試験合格者 一橋大学法科大学院 東京大学法科大学院
2015年 予備試験合格者 一橋大学法科大学院 京都大学法科大学院
2014年 予備試験合格者 京都大学法科大学院 東京大学法科大学院

ここ数年のデータを見ると、司法試験合格者のうち予備試験合格者の合格率がかなり高いものとなっています。

理由として多く挙げられている意見が、司法試験と予備試験の短答式試験の内容が共通している事が多く、予備試験が司法試験の対策になっているというものなのです。

他にも予備試験の難易度が高く、司法試験合格のための能力が確保されている、若年層の20歳代の合格率が高い事から受験勉強等で学習に慣れている為に吸収率が高いという意見がありました。

予備試験の難易度

予備試験の難易度

裁判官を目指す方の必須試験、司法試験を受ける為の第一関門である予備試験は3つの試験方式がありますが、それぞれの難易度はどれ程なのでしょうか。

1つ1つクリアして全て制覇しなくては予備試験合格とならないので、全体の難易度よりも気になる方も多いはず。

直近3年の各試験の合格率をご紹介していきましょう。

実施年度/試験内容 短答式試験 論文式試験 口述試験
2018年 23.9% 18.0% 95.0%
2017年 21.4% 21.3% 94.7%
2016年 23.2% 18.4% 94.4%

短答式試験の難易度

裁判官を目指す為の登竜門、予備試験の一歩目である短答式試験の難易度は高く、約20~23%程度で推移しています。

受験年度によって合格点も変わるのですが、160~170点は必要となっていて、裁判官を目指す方なら合格点より高い点数が必要になります。

司法試験よりも科目数が多く、覚える事も幅広いですし、短答式試験に合格しなければ論文式試験を受けられないので、確実に合格点以上を狙える知識が必要です。

論文式試験の難易度

短答式試験の合格者が受験できる論文式試験の難易度は短答式試験より高く、合格率は約18~21%程度です。

合格点も500点満点中235~245点で、論文式試験は独学で学びにくい事もあり通信講座や予備校で知識と理解力を付け、制限時間内に解答できる力をつける必要があります。

法律知識と応用力を鍛える為に、司法試験の過去問や通信講座の受講で何度も繰り返し問題を解いていくという勉強法を取っている方が多いです。

口述試験の難易度

予備試験の最終関門、口述試験の難易度は上記の一覧を見てわかるように、合格率はかなり高くなっています。

試験官の質問に口頭で答えていくのが口述試験なのですが、短答式試験・論文式試験の合格者であれば基本的に答えられる問題であると言えるでしょう。

入室から退室までの姿勢や作法もチェックされていますので緊張しすぎないようにしましょう。合格率が高いとはいえ、落ちる事もあるので、気を抜かずに試験に向かう事が大切です。

予備試験の合格を目指す為には

裁判官になる為に時間とお金を節約し、法科大学院に進まずに予備試験の合格を目指す方法は大まかに3つあります。

法律の知識を1から身につけるのは並大抵の努力では叶わないので、かなりの覚悟と適切な勉強法が必要だと言えるでしょう。

早ければ1年で合格する人もいますが、やはり2~3年後の合格を目指して学ぶようにするのがおすすめです。

通学方式の予備校へ通う

まず一つ目は予備校に通う事です。独学では怠けてしまいそう・モチベーションが保てないなんて方にはおすすめです。

日中コースだけでなく、夜間コースがある予備校も多いので社会人でも通学する事が出来ますし、同じように裁判官を含む法曹を目指す仲間がいる事で情報収集も出来ます。

講師が1人1人の生徒の苦手分野を把握出来る事で、個別対応により対策と勉強法を教えてもらえることが強みでしょう。

インターネットを駆使した通信講座で学ぶ

近くに予備校が無く通学出来ないような方なら、通信講座の受講をおすすめします。普段の生活スタイルを崩すことなくスキマ時間を利用した勉強が出来るのが強みです。

予備校よりも学費が少なく済むのですが、テキストは予備校並み・オンライン講座で何度でも繰り返し授業を受ける事が出来る・現法律家や元法曹、予備試験・司法試験合格者の講師で試験対策もバッチリ!という事もおすすめ出来るポイントです。

個別指導もオンライン上で受けてもらえるので、講師に直接相談や質問する事も可能ですし、通学スタイルよりも通信講座を選択する人が増えているのも頷けます。

独学のみで学ぶ

最後に自分の力だけで勉強する独学方式ですが、ある程度法律の知識が無いと厳しいでしょう。

大学の法学部を卒業していて、司法試験に向けた学習方式を自分で組み立てられるような方でないと、独学のみでの合格はなかなか難しいです。

市販の参考書や法務省のホームページにある過去問を利用して継続し続ければ予備試験合格も不可能ではないでしょう。

予備試験の難易度は激ムズ?法科大学院に行かなくても合格できる?まとめ

裁判官になろうと思っても、時間や学費が多くかかる法科大学院に進めるほどの余裕が無い方は予備試験の合格を目指す事をおすすめします。

確かに予備試験全体の合格率は3~4%程度で、国内最難関と言われる国家試験です。ですが確実に身につく勉強法をしていれば合格する事が出来ます。

裁判官を目指すなら、予備試験や司法試験でも上位の成績を残す事が必須なので、普段の生活や勉強にプラスして学べる通信講座の受講が適切でしょう。

休憩時間や通学・通勤、食事の時間や睡眠学習など、スマホやタブレット、パソコンがあればどこでもいつでも学ぶ事が出来、自分のペースで進める事も可能です。

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