弁護士という職業の現状や将来性・需要について考えてみた

masman

by kitasan

更新日:2019-06-20

公開日:2019-06-17

弁護士の現状・需要・将来性

「仕事がない」「稼げない」と言われている弁護士という職業ですが、実際に弁護士の現状がどうなっているのか詳しく解説していきます。また、弁護士の需要や将来性についてもまとめてみましたので、弁護士業界に興味のある方は必見です。


「就職難」「経営難」といわれ、世間では弁護士が飽和状態と噂されていますが、弁護士という職業の現状は今どうなっているのでしょうか?

また、インハウスローヤーとして活躍する弁護士も増え、多方面で弁護士の需要が高まってきているともいわれており、今後の弁護士の将来性も気になる点として挙げられます。

今回この記事では、弁護士の現状や需要、将来性について詳しく解説していきます。


弁護士業界の現状とは?

「弁護士の仕事がない」「弁護士は稼げない」などど、暗い噂が流れている弁護士業界ですが、実際に弁護士という職業は現状廃れてきてしまっているのでしょうか?

まず初めに弁護士業界の現状や実態を詳しく解説していきますので、弁護士業界に興味のある方は参考にしてみてください。

弁護士の数は減った?増えた?

司法制度改革により、司法試験の合格枠が広がり弁護士の人口が急増したといわれています。また、司法試験予備試験が制定されることで誰でも弁護士を目指すことが可能となったため、社会人から弁護士を目指す方も増えてきました。

しかし一方で、不況により顧客が減少するなどの問題を抱えているのも現状であり、実際に仕事が少なくなったと感じている弁護士も増えてきているようです。

こうした「弁護士の経営難」という背景から、近年では法科大学院の進学者数および司法試験の受験者数が年々減少してきており、弁護士を目指す方自体は減っている傾向にあるようです。

弁護士の現状は本当に厳しい?

これまでの一般的な弁護士の就職先は法律事務所に所属することでしたが、年々就職先が見つからないと嘆いている弁護士も少なくないそうです。

また、司法試験に合格しても就職先が決まらず、やむを得ずすぐに独立をせざるを得ない「即独弁護士」や、法律事務所の一角を借りて営業する「軒先弁護士」などが増えてきているといいます。

このように、弁護士資格さえ取得すれば一生安泰というイメージがあった弁護士という職業から、少しずつ現状が変わり始めてきているといえそうです。

インハウスローヤーは安定で安泰?

法律事務所へ就職する弁護士が減少する一方で、インハウスローヤーとして一般企業や国家機関へ就職を決断する弁護士が増えてきています。

実際に、一般企業や行政庁、各自治体での弁護士の需要は非常に高く、安定して働けることから、多くの弁護士が就職・転職しており注目を集めているのも事実です。

インハウスローヤーの多くは企業の法務部に配属され、一般の従業員や役員と同じように会社に雇われて勤務しています。

弁護士の需要について考える

弁護士の需要とは?

司法制度改革により、弁護士の数は増えましたが弁護士を受け入れる法律事務所の環境が整っておらす就職難に悩んでいる弁護士が増えている現状であり実態のようですが、世間では弁護士の需要が全くなくなってしまったのでしょうか?

ここでは、弁護士の需要についてを考えていきましょう。

弁護士の需要はどうなっていく?

弁護士という職業の需要については「今後増え続ける」という意見と「もうすでに減少している」という意見が乱立しているように見受けられます。

なぜ2つの対立した意見が入り混じっているのか、その理由には弁護士の数が増えていることに関係してくるようで、弁護士が増えたからこそ仕事がなくなったという意見と、弁護士が増えたからこそ新しい弁護士の道が増えたと考える意見が存在するからでしょう。

確かに、法律事務所への新人弁護士の受け入れは減少しているようですが、インハウスローヤーなどの採用は増えていることから弁護士の需要は減ってはいないと考えられます。

都心は弁護士過剰?地方に需要がある?

都心では弁護士が過剰しており飽和状態ともいわれていますが、地方では弁護士の需要はどうなっているのでしょうか?

実際に、都心の法律事務所よりも地方の法律事務所の方が弁護士を求めていることも多く、給与の面でも地方弁護士を目指す方が将来性があり、稼げるのではないかといわれています。

ただし、案件や依頼の数が限られていたり、都心の大手法律事務所に比べると不利な点があるのも確かです。

インハウスローヤーの今後の需要は?

法律事務所ではなく、インハウスローヤーとしての需要は今後さらに需要が高まっていく将来性があると予想されており、ここ10年間で見てもインハウスローヤーの数は10倍以上に増えています。

なぜ今となってインハウスローヤーに需要があるのかというと、理由としては「企業のコンプライアンスの意識向上」と「企業の海外進出」がきっかけとして考えられます。

弁護士に将来性はある?

弁護士という職業の現状や需要についてを紹介してきましたが、この先弁護士に将来性はあるのでしょうか?

一生働ける職業として魅力のあった弁護士の仕事ですが、今後の弁護士の将来性や見通しについて解説していきます。

将来弁護士は必要なくなる?

世間が好景気でも不景気であっても、法律的観点からサポートする側の立場である弁護士の仕事がなくなることは少ないといわれているため、将来性でいうと弁護士という職業である限りは生き残っていけるといわれています。

また、弁護士のキャリアパスが多様化されていることもあり、弁護士としての職業は今後さらに幅広いものになっていくことでしょう。

国家資格のなかでも最難関試験と呼ばれる司法試験の資格保持者である弁護士という職業だからこそ、様々な分野で活躍することが期待できそうです。

弁護士の将来性について

最後に、弁護士の将来性について考えてみます。現代はインターネットの普及により、以前と比べて誰でも簡単に情報を引き出すことが可能になりました。

専門的で難しい法律に関する知識についても、少し調べれば知りたかった問題の答えが見つかるようになったといえますが、やはり弁護士でないと解決できない問題は多く、正しい答えを導き出すためには弁護士の力が必要不可欠といえます。

昔と比べて裁判の数も減ってきているとはいえ、弁護士に求められる知識や能力は以前よりも質の高いものとなっています。

弁護士という職業に将来性はある?現状や需要まとめ

いかがでしたか?弁護士という職業の現状や将来性、需要についてを解説してみました。

弁護士の今の現状としては、弁護士の数が増加しているのにも関わらず就職先が増えているわけではないため、需要と供給があっていないということが問題として挙げられます。

しかし一方で、弁護士としての働き方は法律事務所だけでなく、一般企業や公的機関で働くインハウスローヤーの需要が高まっているのも事実です。

弁護士は専門性が高い職業であるため、今後の将来性にも期待できる魅力のあるだということは今も昔も変わらないと言えそうです。

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