行政書士合格に必要な勉強時間は?独学での目安をご紹介

masman

by Kota

更新日:2019-07-05

公開日:2019-07-05

行政書士

官公署に提出する様々な書類の作成や申請の代行ができる行政書士ですが、その資格は難関と言われています。今回は、行政書士合格のための平均的な勉強時間や、独学での勉強時間の目安などを詳しくご紹介します。


官公署に提出する様々な書類を作成し、申請を代行できる行政書士ですが、試験はかなりの難関として知られています。行政書士の資格に合格するには、いったいどれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか?

今回は、行政書士合格に必要な勉強時間の目安や、独学でも合格できるのかどうかについて詳しく解説していきます。行政書士の資格は場合によっては就職で役立ったり、自分で開業することも可能ですので法律関係に興味のある方はぜひご覧ください。


行政書士とは?

行政書士

行政書士とは、官公署に提出する書類などを作成したり申請の代行を行なったりする職業のことを言います。

行政書士が作成できる書類は様々なものがあり、大きく以下の3つに分けられます。

官公署に提出する書類

例えば、建設業や会社設立をする場合には官公署に書類を提出する必要があります。そのような書類を作成し、許認可申請を代理として行うのが行政書士の主な仕事です。

他には自動車の新規登録や著作権に関する書類もこの種類に分類されます。

このような許可・認可に関する書類は法律の知識が必要な場合が多く、専門知識を持った人でないと手続きが非常に大変になってしまいます。そのため、書類作成から申請までを代行する行政書士という仕事が存在するのです。

事実証明に関する書類

他には、各種議事録などの「事実証明に関する書類」の作成も行います。「事実証明に関する書類」とは、様々な事柄を証明するにたる文書のことを言います。

いつ、誰から、どのような郵便が発送されたかを証明する内容証明郵便もこの「事実証明に関する書類」に含まれます。

権利義務に関する書類

権利の発生や存続に関する書類の作成も行います。

贈与や売買などに関する書類がこれに当たります。遺言書、遺産分割協議書なども権利義務に関する書類です。

このように、様々な法律に関わる業務の中でも私たちの普段の生活に身近な存在であるというのが行政書士の特徴です。

また、作成できる書類の種類だけでも1万種類を超えるとも言われており、私たちの生活に無くてはならない存在です。

行政書士になるためには?

行政書士になるためには、試験に合格して行政書士の国家資格を取得する必要があります。試験は未成年でなければ基本的に誰でも受けることができます。

また、弁護士や公認会計士、税理士の資格を持っていればそれだけで行政書士になれる資格を持っていることになります。

しかし、弁護士等の資格は非常に難易度が高いため、行政書士を目指すなら行政書士の試験に合格することが一番の近道と言えるでしょう。

行政書士試験の難易度は?

弁護士や公認会計士ほどではないものの、行政書士の資格の難易度もかなり高いものとなっています。

合格率は6%~10%と言われており、国家資格なだけあってかなり低いです。一応近年では15%ほどまで合格率が上昇しているため、今までよりは多少合格しやすくなったかもしれません。

また、この合格率の低さは普段の仕事が忙しい社会人の方も多く受験していることが関係していると言われています。試験の難易度自体は変わりありませんが、大学生の間にしっかりと勉強して受験すればある程度楽に合格できるかもしれません。

行政書士合格に必要な勉強時間の目安は?

行政書士

行政書士になるための必要な勉強時間は、平均的に600~800時間程度と言われています。

もちろんこれは平均的なものなので人によって実際にかかる勉強時間は様々ですが、ちょっと勉強しただけで合格できる内容では決してありません。

法律系の学部の方でも勉強時間の目安は500時間程度、全くの初学者では800~1000時間かかると言われることもあります。

また、期間にするとだいたい半年〜1年程度かかると考えるのが妥当です。特に社会人として働きながら勉強をする場合には、1年以上かけてじっくりと勉強する必要があります。

行政書士は独学でも合格できる?

行政書士の難易度はかなり高いですが、独学で合格できないほどではありません。

市販の参考書も多数販売されており、十分に勉強時間をかければ独学でも十分合格が可能です。

また、その場合の勉強時間は1000時間程度を考えておいた方が良いでしょう。期間も1年かけてじっくりと勉強しないと合格は厳しいかもしれません。

予備校や専門のスクールもおすすめ

独学でも合格を目指すことは可能ですが、予備校や専門のスクールを利用するのもおすすめです。

独学でも時間をかければ合格できますが、その場合はかなりの勉強時間が必要になってしまいます。

それに対して予備校や専門のスクールは効率的な勉強方法や押さえておくべきポイントなどを網羅しているところも多いため、比較的短期間で効率的に勉強することができます。

もちろんお金はかかってしまいますが、特に今まで法律系の勉強をしたことがないという初学者の方は予備校などを利用した方が合格にグッと近づけるかもしれません。

司法書士との違いは?

名前が似ている資格に司法書士というものもありますが、行政書士との違いは何なのでしょうか。

司法書士も行政書士と同じように、様々な書類を作成し申請を代行できる資格です。行政書士との違いは、作成できる書類の種類の違いにあります。

行政書士はその名の通り「行政」に区分される書類をメインとして扱っています。官公署への許認可の申請などが行政書士の領域です。

それに対し、司法書士は不動産の所有を表す登記など、「司法」に区分される書類の作成が仕事です。

遺言書の作成など、一部の書類は行政書士も司法書士も行うことができます。このように、行政書士と司法書士はとても似ている仕事ではありますが、担当する領域に違いがあるのです。

資格の難易度にも若干の差があり、司法書士の方が難易度が高いと言われています。

まとめ

行政書士とは、官公署へ提出する書類の作成や申請の代行など、様々な書類を作成するのが主な業務です。

この行政書士は国家資格であるため、なるには試験に合格しなくてはなりません。

試験の難易度は非常に高く、合格率は6%~15%ほど、初学者から目指すには勉強時間は平均1000時間ほどかかると言われています。しかし、しっかりと時間をかけて勉強すれば独学でも合格は狙えます。

ただし、予備校や専門のスクールを利用すれば比較的短期間でも合格できるかもしれません。行政書士になりたいという場合は、勉強にかけられる時間や現在の法律に関する知識に応じて予備校と独学を使い分けてみてはいかがでしょうか。

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