国際航空貨物取扱士資格取得の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

アバター

by 資格広場編集部

更新日:2019-06-22

公開日:2018-03-13

国際航空貨物取扱士は、空港などの航空会社・商社・貿易関係の企業にて、航空貨物を取り扱う仕事です。貨物の輸送に関する各種事務手続きから梱包作業などに従事し、取り扱う書類などで英語に触れることも多い、グローバルな仕事です。


国際航空貨物取扱士は幅広い年代の男女が目指せる、貿易など空輸に興味のある方にオススメな資格です。
国際航空貨物取扱士は他にもディプロマと呼ばれております。
国際航空貨物取扱士は「民間資格」です。


国際航空貨物取扱士取得のために必要な知識・受験資格

国際航空貨物取扱士

国際航空貨物の運送状(AWB)及び輸送スケジュールの作成・運賃計算等についての基礎知識や、IATA危険物規則書(DGR)についての関連書類・輸送梱包等の専門知識が必要とされます。また、全て英語での出題となるため、英語の専門用語についても確実に覚えておく必要があります。

国際航空貨物取扱士は「国際航空運送協会(IATA)」が運営管理を行っております。

国際航空運送協会(IATA)とは:
国際航空運送協会(IATA)は、世界約120ヶ国の航空会社による航空業界団体です。航空運航の安全・保安・旅客運航・環境等に関して、統一した方針や基準制定をしています。1945年にキューバで設立され、現在はカナダのモントリオールとスイスのジュネーブに本部があります。

国際航空貨物取扱士ってどんな資格?

国際航空貨物取扱士は航空貨物を取り扱う業務に従事します。世界中にある空港・商社・貿易会社などで、貨物の輸送スケジュールの作成・貨物の運賃計算・航空貨物輸送状の作成・貨物の梱包作業などを行うスペシャリストです。国際航空貨物取扱士の資格は国際航空運送協会(IATA)によって運営され、航空貨物を取り扱いやそれに関連する高い知識を証明する世界共通の資格です。資格は『基礎(Ⅰ)』コースと『危険物(M2)』コースに分かれていて、危険物(M2)コースに関しては、合格後も2年ごとに資格更新が必要となります。

国際航空貨物取扱士取得の為の勉強法

国際航空貨物取扱士の資格試験の受験するには、国際航空運送協会(IATA)の日本における公認トレーニングセンターとされている一般社団法人航空貨物運送協会(JAFA)に個人情報の登録を行います。そうすると、試験でも使用する教材が送られてきますので、こちらを使って独学又はスクールなどで学びます。ちなみに試験を運営するJAFAでも、試験の約1ヶ月前に任意参加の事前講習会が開催されます。この講習会では、過去問題を中心とした試験対策や質疑応答が行われています。

国際航空貨物取扱士の専門学校や通信講座について

専門学校や通信講座は【専門学校案内所】からジャンルや都道府県別に簡単に調べられます。

国際航空貨物取扱士の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

国際航空貨物取扱士の試験料

国際航空貨物取扱士の試験は2つのコースに分かれており、基礎(Ⅰ)コースはJAFA会員47,000円、非会員57,500円です。危険物M2コースはJAFA会員42,500円、非会員53,000円です。この受験料には、試験でも使用する教材の価格が含まれています。また、受験有効期間が18ヶ月とされていて、その間に3回ある試験のうち2回まで受験可能です。受験有効期間が過ぎるか、2回の受験ともに不合格の場合は、あらためて一連の受講手続きからやり直しとなります。

国際航空貨物取扱士の年間試験回数

基礎(Ⅰ)コースは毎年3月・9月の年2回、危険物(M2)コースは毎年3月・6月・9月・12月の年4回実施されます。

国際航空貨物取扱士試験科目等の内容

基礎(I)コースでは、発着地空港を中心にみた世界地理・国際時刻表の見方や利用方法・航空機の種類や機能・航空貨物運送状の作成方法・TACT(THE AIR CARGO TARIFF)の規則と航空貨物運賃・諸料金の計算について出題されます。危険物(M2)コースでは、IATA DANGEROUS GOODS REGULATIONS (IATA) 危険物規則書の正確な適用・危険物の輸送に関する輸出者・貨物取扱店及び航空会社の適正な取扱いについて・適確な梱包、マーキング、ラベリング・危険物輸送の諸条件をクリアした危険物申告書と航空貨物運送状の作成について出題されます。試験時間は、基礎(Ⅰ)が3時間、危険物(M2)コースが3時間30分で、事前に教材として送られている全文英語のテキストを持込・参照しながら回答します。

国際航空貨物取扱士の難易度

試験の出題内容そのものは、事前に送られる教材や事前講習会で学習できる過去問題などに沿ったものになっているので、無駄なく学習でき、理解を正しく深めれば回答できるものとなっています。但し、出題は全て英語にて行われるため、その点での難しさがあります。

国際航空貨物取扱士の合格率

正式には公表されていませんが、基礎(Ⅰ)コースは60%前後、危険物(M2)コースは40%前後とも言われています。

国際航空貨物取扱士の合格発表

試験の約1ヶ月半後に合否結果が発表されます。事前に登録したE-mailアドレスに案内が届きますので、JAFA Webサイトから確認できます。また、JAFAホームページでも受験番号のみ公表されます。

国際航空貨物取扱士取得後の就職先・年収・報酬相場

国際航空貨物取扱士

国際航空貨物取扱士所持者の職業例

国際航空貨物取扱士、通関士

国際航空貨物取扱士の取得に向いている人

空港での仕事に就きたい人に向いています。また、試験や実際の業務では英語を多用しますので、英語の好きな人が向いています。貨物の運賃計算などで計算をする機会も多いので、数字に強いことも必要とされます。

国際航空貨物取扱士と同じ分野の他の資格

通関士、貿易実務検定、安全保障輸出管理実務能力認定試験、日商ビジネス英語検定、

国際航空貨物取扱士の年収・給料相場

月収25万円前後からそのキャリアやスキルに応じて上がっていくようです。資格手当など、大きな企業ほど各種手当がつくところが多いです。

国際航空貨物取扱士の現状

活発化するグローバル化の中で、空港などで取り扱う輸出入の貨物量も増加しており、国際航空貨物取扱士として働ける口は幅広く安定しているといえます。

国際航空貨物取扱士の将来性

今後も増加の一途をたどると思われる輸出入量に伴い、国際航空貨物取扱士は、航空会社をはじめとする航空貨物運送業界で将来的にも安定した需要が期待できるでしょう。

国際航空貨物取扱士所持者の独立について

航空会社や空港、商社やメーカー、貿易・物流関係の業務の一端を担うのが国際航空貨物取扱士なので、この仕事だけで独立することはできません。これらの企業に就職して、航空貨物を取り扱う業務に従事することになります。

国際航空貨物取扱士を所有している主な著名人

国際航空貨物取扱士の資格を所有している著名人は見つかりませんでした。

コメントを残す

*

*