基本情報技術者試験の難易度は?日程・過去問・年収を調査

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by 資格広場編集部

更新日:2018-12-01

公開日:2018-05-11

基本情報技術者

基本情報技術者の資格は、エンジニアやプログラマの登竜門資格として有名です。午前問題と午後問題に分かれており、午後問題では特に専門的な内容が問われるため難易度が高いと言われています。エンジニアを目指す方には是非取得してほしい資格の1つです。


基本情報技術者試験は幅広い年齢層の男女が目指せる、エンジニアの登竜門的資格です。
基本情報技術者資格取得者は巷ではプログラマー・SE(システムエンジニア)と呼ばれております。ITパスポート試験も一緒に申し込む方が多いのも特徴です。
ただし、ITパスポートはITに関わるすべての方を対象とした試験で社会人として必須となる「IT知識のチュートリアル的な資格」です。一方で、基本情報技術者は「情報技術を業務とする方が持つべき基本的知識に関する資格」で、ITパスポートよりも専門性と難易度が高くなっています。
基本情報技術者の資格は難易度の高い「国家資格」です。

資格広場では基本情報技術になりたい方を応援すべく、基本情報技術者試験の試験日程や過去問などの資格取得に便利な情報を随時更新しています。

基本情報技術者試験に合格するために必要な知識・受験資格

基本情報技術者試験に合格するために必要な知識は、ITのテクノロジーに関する知識だけではありません。

具体的には、プログラミング言語やアルゴリズム、情報セキュリティなどの一般的にイメージされるIT的な知識はもちろん、開発チームのマネジメントに関することや、経済学的な社会人としての知識についても問われます。

基本情報技術者の資格は「情報処理技術者試験センター」が運営管理を行っております。

情報処理技術者試験センターとは:
情報処理技術者試験センターは独立行政法人情報処理推進機構という団体の中の機関の一つです。
試験の運営に特化して活動しています。

基本情報技術者試験の目的

1.情報処理技術者に目標を示し、刺激を与えることによって、その技術の向上に資すること。
2.情報処理技術者として備えるべき能力についての水準を示すことにより、学校教育、職業教育、企業内教育等における教育の水準の確保に資すること。
3.情報技術を利用する企業、官庁などが情報処理技術者の採用を行う際に役立つよう客観的な評価の尺度を提供し、これを通じて情報処理技術者の社会的地位の確立を図ること。
引用元:IPA 情報処理推進機構

基本情報技術者になるには

基本情報技術者とは?どんな仕事をする人?(仕事内容など)

基本情報技術者試験を取得している人は、ほとんどが「システムエンジニア」もしくは「プログラマー」です。

システムエンジニアは、お客様からどのようなシステムを作ってほしいのかヒアリングし、それを要件定義しシステムの設計書に書き起こしたり、見積もりを算出します。
それだけではなく、プログラマーが設計書通りにシステムを開発できているか管理したり、社内外のスケジュール調整を行います。
システムが出来たらプログラマーと一緒にシステムをテストして、お客様に納品します。
納品したシステムにトラブルが起きた際に対応することもあります。

プログラマーは、主にシステムエンジニアが作ったシステムの設計書を元にプログラミング(システム開発)を行います。
システムが出来たら、設計書通りに作動するかというテストも行います。

今、日本では幼少期からのプログラミング教育も注目されているくらい人気の職種となっております。

基本情報技術者資格取得の為の勉強法

基本情報技術者試験は、午前問題と午後問題の2つに分かれています。
基本情報技術者試験は過去問からの出題の割合がとても多く、応用情報技術者試験やITパスポートという類似試験からの問題も出題されます。
過去問をできるだけ多く解くということが大事になってきます。

午後問題はテクノロジ系の問題が多く出題されるので、試験前はこの分野を重点的に勉強するのもいいかもしれません。

基本情報技術者試験の目的

基本情報技術者試験に合格するためには過去門を解いてしっかり勉強することをオススメいたします。
以下のリンクから過去問を入手できますので、ぜひご活用ください。
2018/4/15に更新更新されました。
【過去問:IPA 情報処理推進機構】

基本情報技術者の専門学校や通信講座について

基本情報技術者試験<国>

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基本情報技術者試験の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

平成30年の基本情報技術者試験(FE)試験は10月21日(日)に実施されます。
以下からお申し込み方法や試験料に関してご確認ください。

基本情報技術者試験申し込み方法と期日

試験の申込方法によって受付期間が異なります。
【個人申込みの場合】
インターネットでのお申込み開始から期日まで
平成30年7月5日(木)10時 ~ 8月13日(月)20時
郵送でのお申込み開始から期日まで
平成30年7月5日(木)~ 8月2日(木) 消印有効

【団体申し込みの場合】
インターネットでのお申込み開始から期日まで
団体登録:平成30年7月5日(木)10時 ~8月2日(木)14時
願書登録:平成30年7月5日(木)10時~ 8月2日(木)20時
申込確定:平成30年7月5日(木)10時~ 8月2日(木)20時
郵送でのお申込み開始から期日まで
平成30年7月5日(木)~ 8月2日(木) 消印有効

同時に以下の試験も開催されます。
情報セキュリティマネジメント試験 (SG)
基本情報技術者試験 (FE)
応用情報技術者試験 (AP)
ITストラテジスト試験 (ST)
システムアーキテクト試験 (SA)
ネットワークスペシャリスト試験 (NW)
ITサービスマネージャ試験 (SM)
情報処理安全確保支援士試験 (SC)

基本情報技術者試験の試験料

基本情報技術者試験の試験料は、税込みで5,700円になります。
以前は税込みで5,100円でしたが、2015年の冬に改訂されました。

基本情報技術者試験・検定の年間試験回数

基本情報技術者試験は、毎年春(4月)と秋(10月)の2回開催されます。

春季の試験、秋季の試験どちらも開催月の第三日曜日に試験が行われるようになっています。

基本情報技術者試験科目等の内容

基本情報技術者試験は、前項でも述べた通り、午前と午後1日かけて試験を行います。
全問マーク試験ですが、午前と午後の難易度には差があります。

午前は1つの問題に対して4つの選択肢から選ぶ形式で、多いときは半分以上が過去問から出題されることもあり、過去問対策を十分にしていれば合格は比較的容易です。

一方で、午後は長文に対して複数の選択肢から回答を選びます。
午前よりも専門性が増し、難しい内容になっています。

基本情報技術者資格の難易度

基本情報技術者試験は「基本」というワードが付いていますが、決して簡単な試験ではありません。合格率は毎年約2割と5人に1人程度しか受かりません。

それでも、試験については多くのデータが蓄積され、戦略的に対策することが出来るので、あきらめず勉強することが大事です。

余談ですが、近年の最年少合格者は12歳です。

基本情報技術者資格の合格率

基本情報技術者試験は「基本」と銘打ってはいますが、決して簡単な試験ではありません。
合格率は毎年2割から3割前後となっています。
そもそも、試験に応募してから会場に来て受験する人は毎年7割にしかなりません。

参考までに平成29年の受講者数144,501名に対して22.1%の合格率でした。

基本情報技術者試験の合格発表

基本情報技術者試験の合格発表は主に、
試験運営団体のIPA(情報処理推進機構)のホームページで行われます。

発表されるのはおおよそ試験の1か月後ですが、試験終了後即日解答速報が出るので、自己採点をすることによって自分が合格したかどうかはすぐにわかります。

ちなみに平成30年10月(秋季)の合格発表は11月15日で合格証書発送日が12月1日、官報公示日が12月7日と発表されております。

基本情報技術者資格取得後の就職先・年収・報酬相場

基本情報技術者所持者の職業例

システムエンジニア、プログラマー、セールスエンジニア、カスタマーエンジニア

基本情報技術者に向いている人

ここでは、基本情報技術者試験を取得した後多くの人が就く職種の、システムエンジニアについて取り扱います。
システムエンジニアはIT技術者ですので、日々新しい技術を積極的に身に着けようとすることが重要です。

社内外の調整役でもあるのでコミュニケーション能力も必須です。
そしてシステムエンジニアだけではありませんが、論理的思考力も必要です。

基本情報技術者と同じ分野の他の資格

  • ITパスポート
  • 応用情報技術者試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • 情報セキュリティスペシャリスト試験
  • データベーススペシャリスト試験
  • エンベデッドシステムスペシャリスト試験
  • システム監査技術者試験
  • ITストラテジスト試験
  • システムアーキテクト試験
  • ネットワークスペシャリスト試験
  • ITサービスマネージャ試験

基本情報技術者の年収・給料相場

システムエンジニアは、平均年収が656万円になっています。
20代で30万円、30代では45万円ほどです。

プログラマーの年収はシステムエンジニアより少ないですが、350万円から500万円程度です。
システムエンジニアもプログラマーも、一度その職種に就いたから定年までずっとその職種ということはほどんどありません。

スキルアップするごとに、より上の職種、より高い給与をもらうことが出来るので、あくまでも参考としてみてください。

基本情報技術者の現状

IT業界はブラック企業が多い、大企業ほどホワイト企業で、中小企業ほどブラック企業という話をよく聞きます。

実際は、企業の規模はあまり関係ありません。
企業の体質によっては、大企業でもブラック企業だったりします。

また、IT業界は構造上どうしても中小企業が大企業のプロジェクトの一番大変な開発、テストを請け負う形になりがちです。
ただ、現在は中小企業が自分でプロジェクトを持ったり、徹底的に残業をさせない気風が漂い始めています。

基本情報技術者の将来性

IT業界は毎日といっていいほど新しい技術が生まれる業界です。
業界での将来性は大いにあると言えます。
一見華やかで知的な業界ですが、その分競争も激しいのがIT業界です。

また、近年のグローバル化に伴い、開発を外国の企業に任せることも多くなっています。
その上技術の進歩により、人力でプログラミングを行うことも減ります。

自分で積極的に学び、他と差をつけていくことが出来る人が勝ち残っていくことが出来るでしょう。

基本情報技術者の独立について

基本情報技術者の資格を取得しているシステムエンジニアやプログラマーが、将来独立することは容易でしょう。

元々IT業界は、多と比べて抜きんでる技術さえあれば、独立し上を目指すことは難しくない業界です。
その分ライバルが多いので、どうやって他と差別化するかが独立するうえで重要になります。


基本情報技術者資格を所有している主な著名人

不明

基本情報技術者試験(FE)の午前試験免除制度

午前試験免除制度について

基本情報技術者試験は午前試験と午後試験で構成される二部構成となっていますが、そのうち午前試験を免除する制度があります。

午前試験を免除することができれば、より難易度の高い午後試験に勉強時間を多く割くことができるため、合格率が高まります。

午前試験免除制度を利用するには、情報処理推進機構(IPA)に認定された「免除対象科目履修講座」を受講し、「修了認定に係る試験(修了試験)」の合格などの修了認定の基準を満たす必要があります。

免除対象科目履修講座とは

午前試験免除制度を利用するには、必ず履修講座を受講しなければなりません。
履修講座は様々あるため、ご自身で講座開設者・団体に問い合わせる必要があります。

履修講座は、情報処理推進機構(IPA)から認定を受けたカリキュラムである100の履修項目に対応されています。

履修講座を受講できる団体(一部抜粋)

  • 株式会社 インフォテック・サーブ
  • 駿台電子情報&ビジネス専門学校
  • 学校法人大原学園 大原簿記学校
  • 大原出版株式会社
  • TAC株式会社
  • 株式会社SEプラス
  • 株式会社リンクアカデミー
  • 富士通エフ・オー・エム株式会社
  • 株式会社アイテック
  • ITキャリアスクールジャパン
  • HAL東京
  • 株式会社ネットラーニング
  • 株式会社セラク
  • 株式会社トータルオーエーシステムズ

修了試験とは

修了試験は午前試験と同一の難易度・範囲となっており、合格基準も60%以上と同じです。
修了試験は2回まで受験できるため、1回目の修了試験で不合格になっても再受験することができます。

午前試験免除制度を利用しなかった場合、4月と10月にそれぞれ実施される試験に一発勝負となってしまいますが、午前試験免除制度を利用すれば最高で午前試験を3回受験することができるため、非常に合格のチャンスが高くなると言えるでしょう。

修了試験の実施方法

IPA提供問題による試験実施 IPA審査問題による試験実施
履修項目を全て履修し、IPAの提供する問題により修了試験を実施する。 履修項目を全て履修し、IPAの審査を受けた問題により修了試験を実施する。
民間資格の取得によって履修項目の一部を免除する場合であって、IPAの提供する問題により修了試験を実施する。 民間資格の取得によって履修項目の一部を免除する場合であって、IPAの審査を受けた問題により修了試験を実施する。

基本情報技術者資格の合格者の声

gokaku

実際に基本情報技術者試験を受験し、合格した方の体験記をご紹介します。
試験の傾向やどんな試験対策を行ったのかなど、これから受験する方にとって有益な情報をお伝えします。
是非ご参考にしてください!

 

N.Hさん(24):午前試験のみ合格 2017/1/25

私は午前試験免除制度を利用し、修了試験に合格しました。
修了試験は午前試験と特に変わる点がなく、午前試験を受けるような心持で勉強をしました。
修了試験は暗記する内容(用語の意味など)が非常に多いのですが、セキュリティやネットワークなどのITの知識だけでなく、経営・法律・数学(2進数や論理式)といった全般的な知識も必要とされている印象を受けました。

また、基本的に過去に出題された問題が1/3ほど出るようなイメージなので、いくつかの過去問を解くとだいぶ点に繋がると思います。
私は基本情報のテキストに収録されていた模試1つとIPAが提供している過去問1つを解きましたが、それだけでも本番で「これ解いたことがある!」というのが多かったです。

あとは数学の問題(計算問題)が2~3割出るのですが、その問題の傾向も過去問を参考にするといいと思います。
私は4月の本試験で午後試験を受けることになりますが、この午前試験免除制度のおかげでだいぶ勉強範囲を狭めることができると思います。

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