消防設備士資格取得の難易度は?試験情報・合格率・年収を調査

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by 資格広場編集部

更新日:2018.12.03

公開日:2016.10.21

消防設備士 資格

消防設備士は建物に設置されている消防用設備等を点検・整備・工事することができる国歌資格です。そんな消防設備士試験の難易度や勉強時間、合格率、過去問情報などを徹底調査しました。気になる年収などについてもご説明いたします。


消防設備士は幅広い年齢層の男女が目指せる、防災のプロ資格です。
消防設備士資格取得者は他にもなしという名称で呼ばれております。
消防設備士の資格は「国家資格」です。

資格広場では消防設備士になりたいを応援しております。

消防設備士になるために必要な知識・受験資格

消防設備士乙種には、受験資格は設けられていません。
学歴や年齢制限なども問われませんので、だれにでも資格取得のチャンスはあります。

一方甲種に関してはいくつかの制限が設けられています。

消防設備士甲種の受験資格

大学・短期大学・高等専門学校で機械・電気・工業化学・土木・建築に関する学課・課程を修了した方
大学・短期大学・高等専門学校、防衛大学校、海上保安大学校などにおいて機械、電気、工業化学、土木又は建築に関する科目を履修し、15単位以上修得した方
乙種消防設備士の資格取得後、一定年数の実務経験がある方
甲種の受験資格に関しましては、非常に細かく定められていますが、主に上記のいずれかに当てはまるかたは受験可能となります。
参照:消防試験研究センターHP

消防設備士試験の科目免除の条件とは?

また、消防設備士免許には規定の条件を満たしていれば試験科目の一部免除を受けることができます。

  • 消防設備士、電気工事士、電気主任技術者、技術士等の資格を持っている人
  • 日本消防検定協会又は指定検定機関の職員で型式認証の試験の実施業務に2年以上従事した人
  • 5年以上消防団員として勤務し、消防学校の教育訓練のうち専科教育の機関科を修了した人

上記の方は申請することによって試験科目の一部免除が受けられます。

消防設備士の資格は「一般財団法人消防試験研究センター」が運営管理を行っております。

一般財団法人消防試験研究センターとは:
一般財団法人消防試験研究センターは、消防設備士の試験を運営している団体です。危険物取扱者試験も運営しています。

消防設備士

消防設備士ってどんな仕事?(仕事内容など)

消防設備士とは、建物に設置されている「消火器」や「感知器」といった消防用設備等を、点検・整備・工事することができる国家資格です。

甲種と乙種で行える仕事内容が大きく変わり、甲種では工事・設備・点検、乙種では設備と点検のみ行うことができます。
ビルや施設などでは屋内消火栓、スプリンクラー、自動火災報知設備などは必ずといっていいほど設置されているためとても安定している業界と言えます。

消防設備士資格取得の為の勉強法

試験はマーク方式の筆記試験と記述方式の実技試験です。
学科試験は甲種・乙種ともにテキストを読んで問題集を解いて、消防法の規制や感知器の設置基準、工事や点検の手順・要領などを憶えることが大切です。

また、甲乙ともに4択から1つを選ぶ方式です。
実技試験はより多くの過去問や演習問題に取り組むことで対応できます。

消防設備士の専門学校や通信講座について

消防設備士試験について学べる通信講座はあるようです。受講料は安いもので2万円前後からあります。
また受講期間は1年以内のところがほとんどなようです。

専門学校はそれほど数は多くはなさそうですが、国内に数校あるようです。
消防設備士は働きながらでも充分取得可能な資格ですので、通勤しながら空き時間に勉強できる通信講座の受講が便利かもしれませんね。


消防設備士の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

ではさっそく、消防設備士の資格を取得するために必要な情報について、具体的にご説明していきたいと思います。
試験料や、試験科目、難易度など細かい内容についても調べましたので、是非ご覧下さい。

消防設備士の資格試験料

消防設備士の受験料は甲種で5,000円、乙種で3,400円と他の国家資格に比べてリーズナブルです。

消防設備士試験・検定の年間試験回数

試験回数は都道府県ごとに異なります。
大体の都道府県が年2回~3回程度開催しています。

受験者が住民票を置いていない都道府県以外で実施される試験することは可能ですが、合格後の免状交付申請も受験した都道府県にて行わなければならないので注意が必要です。

消防設備士試験科目等の内容

マーク方式と記述方式の試験となります。マーク方式では乙種では

◆消防関係法令について10問
◆基礎問題が5問
◆構造・機能・整備に関してが15問

上記合計30問出題されます。

また甲種では乙種の内容に消防用設備等の構造・機能・工事・整備が加わり、問題数は5問増加します。

記述問題は乙種は鑑別等に5問、甲種は乙種の内容に製図についての問題が2問プラスで出題されます。

消防設備士資格の難易度

乙種試験の難易度はテキストと問題集の記載事項をきちんと消化すれば、合格の可能性は充分あります。

一方甲種試験は乙試験より問われる知識も深いので難易度は上がります。
一番ネックになるのが「製図」ですが基本部分をしっかり理解して落ち着いて臨めばそれほど難しい問題でもありません。

上述の合格率(乙種30%前後/甲種40%前後)を高いと感じるか低いと感じるかで難易度のイメージも変わるとは思いますが、民間資格に比べて合格率がぐっと下がる国家資格ということを考慮しますと、それほど難易度が高いということはないかもしれません。

消防設備士資格の合格率

消防設備士の合格率は、甲種では30%前後、乙種では40%前後となっています。

合格基準は、各科目ごとに40%以上かつ、全体の60%以上の正答、実技試験で60%以上の正答で合格となります。

消防設備士試験の合格発表

消防設備士の合格発表方法は3通りあります。

1つめは消防試験研究センターのホームページで確認する方法です。
2つ目は後日郵送される試験結果通知書で知る方法です。
3つ目は受験地の消防試験研究センターの都道府県支部にて掲示される合格者番号にて知る方法です。

ホームページ・掲示される発表方法は、合格発表当日の正午に反映・掲示されます。

国家資格バナー

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消防設備士

消防設備士資格取得後の就職先・年収・報酬相場

さて、ここからは消防設備士を取得した後の流れについいてみていきましょう。

活躍の場や適性、気になる年収相場などについてもご説明いたします。

消防設備士所持者の職業例

管理会社・メンテナンス会社

消防設備士に向いている人・適性は?

消防設備士はサービス業と技術・知識の専門の職業となるので、お客様対応がしっかりとできる、また消防設備士の知識だけでなく電気やガスなど幅広い知識を持っている人が向いていると言えます。

また、何か不具合があった際は担当した消防設備士に責任が問われます。
どのような仕事にも言えますが「これでいいや」という妥協した作業をせず、緊張感と責任感を持って作業ができる人であることも重要になります。

消防設備士と同じ分野の他の資格

防設備点検資格者、電気工事士

消防設備士の年収・給料相場

日給制で約8,000円~10,000円前後、月給制で約18万から23万前後と就職する企業や雇用形態で多く差が出ます。

また、各種手当という形で給料に加算される場合が多く1つの資格に対して大体1,000円~5,000円ほど別で加算されます。

消防設備士と電気工事士が手当の対象になる会社が多いと思いますので併せて取得するのもいいでしょう。

消防設備士の現状

2004年6月2日の消防法改正で住宅用火災報知器の設置が義務付けられたことによって日本全国で新設・既存住宅すべてで設置がされています。

この消防法改正によって大幅に火災における逃げ遅れは減少したという研究結果も出ました。

消防設備士の将来性

ビルや大きな施設には必ず火災警報器や火災設備が備わっています。

これらの点検や設置をする消防設備士の業務は完全な独占業務となります。
ビルや施設がなくならない限り消防設備士の業務もなくなりませんので、今後ニーズが減っていく可能性はあまりないため、安定した業界と言えます。

消防設備士の独立について

消防設備士としては、独立できれば給与・年収はグッとアップします。

ですが消防設備士は10年やってやっと半人前といわれる仕事です。覚えることは膨大にあり、悪い噂などはすぐに広まるほど狭い業界です。

独立するのであれば誰もが認めるほどの技術力をしっかり磨き、しっかりと経験を積んでからのほうがいいでしょう。

消防設備士資格を所有している主な著名人

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