医療情報技師になるにはどうする?難易度や合格率、勉強法も紹介

masman

by ari_na

更新日:2019-05-02

医療情報技師

医療情報技師とは、病院に導入されている電子カルテなどの医療情報システムが不具合なく作動するように管理することが仕事です。この医療情報技師になるにはどうすれば良いのでしょうか?試験の難易度や合格率、勉強法も見ていきましょう!

       

医療情報技師とは、”医療”と”IT”どちらの分野にも興味や関心が強い方に向いている職業です。
ですが、ドクターやナースのように病気の治療やケガの手当を行うわけではありません。

医療情報技師は、病院に導入されている電子カルテなどの医療情報システムが不具合なく作動するように管理することが仕事です。
では、この医療情報技師になるにはどうすれば良いのでしょうか?試験の難易度や合格率、勉強法もご紹介します。

医療情報技師とは何をする人?

医療情報技師

”医療情報技師”という職業を、皆さんは耳にしたことがあるでしょうか?
医療情報技師とは、医療業界の情報システムを構築したり管理することが仕事です。

医師や看護師とは違い、病気やケガの治療をするなどの医療行為をすることはできません。また、医療事務とも違うので事務職でもありません。
医療業界を専門として働くエンジニアのような存在ですが、医療情報技師になるには最低限の医療の知識が求められます。
さらに、プログラミングやシステムのメンテナンスも行うことから、などITに関係する深い知識や高度な情報通信技術も持っていなければなりません。

つまり、医療情報技師となるには医療とITどちらにも興味・関心がある人に向いている仕事だと言えます。

これからの時代に活かせる職業

医療情報技師は、認知度としてはまだまだ知られていない職業かもしれません。
そんな医療情報技師が何のためにいるのかと言うと、患者と医療スタッフの負担を軽減するためです。

現在、インターネットを活用してウェブ上で診療の予約ができたり、電子カルテで患者の情報を取り扱っている病院が増えています。
その中で、システムを開発したり運用したりするのが医療情報技師の役割です。
では、医療情報技師になるにはどうすれば良いのでしょうか?

医療情報技師になるにはどうすればいい?

医療情報技師になるには、国家資格を受験したり必要な免許があるわけではありません。
ですが、一般社団法人の『日本医療情報学会』が開催している「医療情報技師能力検定」の試験を受験します。
この試験は誰でも受験することができ、学歴や職歴、年齢などは問われません。

医療系の専門学校などに通っている学生の場合、在学中に取得を目指す人が多いです。
また、転職を考えている人も就職先を選択肢を増やすために取得することもあります。
また、医療情報技師の資格を取得した場合は給料に反映させるという企業も存在するようです。

医療情報技師になるには、実に様々な入り口があるのです。

どんな試験?

医療情報技師の試験に合格すると、医療とITに関する専門性の高さを証明することができます。医療情報技師となるには、必須の資格です。

試験は3つの科目が出題され、範囲は「医学・医療」「情報処理技術」「医療情報システム」となっています。試験はマークシート形式で、面接は行われません。
試験の中身は、基本的に指定の教科書に沿った内容が出題されます。しかし、改正された制度についてや最新の情報についても触れてくるケースがあるので、医療情報技師となるには必要な知識と考えて日々のニュースや時事問題にも関心を持って学んでいきましょう。

医療情報技師試験の合格率は?

医療情報技師

医療情報技師試験の合格率は、決して高くはないようです。
ある年の合格率は30%台であったことから、しっかりと試験対策を行って挑まなければ合格は難しいと言えます。

しかし、合格率が低くても対策はあります!

試験に合格するには、こんな方法も!

医療情報技師になるには、難易度の高い試験に合格する必要があります。合格するには、3つの科目である「医学・医療」「情報処理技術」「医療情報システム」のすべてをクリアしなければなりません。
「そんなのとても無理・・・」と思う方には、こんな方法もあります。

実は、医療情報技師の試験は3つの科目すべてに合格できなかったとしても、同時に合格しなくてもOKなんです。
どれか一つの科目に合格したとして、それを二年繰り越すことができます。そのため、年度を分けて他の科目も合格すれば医療情報技師の資格を取得できるのです。

難易度が高いとあっては、3つの科目すべてに集中して合格を目指すのは厳しいという人もいるかと思います。

とくに専門学校に通っている場合、学校側は試験の難しさを充分理解しています。
そのため、生徒には計画をしっかりと立てて勉強することを推奨しています。

どうしても覚えることが苦手だったり、勉強時間をなかなか作れないという方は数度受験することを考えても良いのではないでしょうか。(受験料は、現時点で一度受験するごとに15,000円かかるので、そのことも念頭に置いておきましょう。)

いい勉強法はある?

医療情報技師となるには、医療系の専門学校や講座に通う人以外では、独学で試験の合格を目指す人もいるかと思います。
ここでは、指定の教科書を学ぶ以外にも大切な勉強法をお伝えしていきます。

試験の内容は、指定の教科書に沿ったものが出る

医療情報技師の試験は、指定の教科書に沿った内容が出ます。
定番の勉強法として練習問題や過去問題集も販売されているので、苦手分野をなくすべく繰り返し解いてみましょう。

学生ではなく社会人として医療情報技師を目指す人は、仕事が終わってからや休みの日でないと時間が作れないかもしれません。
しかし、独学であっても合格した人はいるので、コツコツと努力を重ねていきましょう。

時事問題にも関心を持とう

医療情報技師の試験の内容は、教科書の中だけを問われるとは限りません。

医療に関する制度も、自分が気づかぬうちに改正されていたというケースはよくあると思います。
そのため、試験でも最新の動向について問われる問題が出題されることもあります。

とくに薬価や、診療報酬の算定方法などは時代によって変わったりするので、働く上で知らなかったということがないように、常に情報のアンテナを張っておいた方が良いですね。

医療情報技師についてのまとめ

医療情報技師となるには、難易度が高く合格率がわりと低い試験を突破しなければなりません。

医療の現場で働くということは、例え直接の医療行為を自分が行わなかったとしても、それ相応の知識が求められます。
試験においても、すべての答えが教科書の中にあるのではなく、時事問題やニュースにも関心を持ち、試験対策を行う必要があります。

インターネットなくして生活をすることが不可能に近くなった現代において、医療情報技師となるには時代のニーズに合ったものだと強く感じます。

難関の資格ではありますが、”IT”と”医療”の知識を今後の日本のためにぜひ役立ててください!

コメントを残す

*

*