サッカー選手になるには?仕事内容・給料(収入)・必要なスキルなど

masman

by Fuji_hara_

更新日:2018-12-01

公開日:2018-05-24

サッカー選手

プロサッカー選手になる方法は近年増えてきています。プロのサッカー選手になる方法を実例を元に紹介しています!さらにプロ選手や小学生のクラブ選びのコツ、Jリーグの年収や契約事情までまとめました。


プロサッカー選手になるにはそれなりの才能や能力がないとなれませんが、なる方法はいくつかあります。
そして近年は少し変わった方法でプロサッカー選手になる事例が増えて来ましたので実例を出して紹介します。
またどれだけ上手くて才能があっても、いつどんな指導者に出会うかによってキャリアは大きく変わって来ます。自分にあったクラブを選ぶコツや、Jリーグの年収事情や契約はどのような仕組みになっているのかも紹介したいと思います。

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プロサッカー選手になる主な方法は?

プロサッカー選手になる方法として基本的なものは高校や大学の有名な大会でスカウトの目に留まる活躍をするか、各Jリーグクラブのユースチームのセレクションを受けて合格し、そこからトップチーム、いわゆるプロチームの選手として昇格する切符を掴まなければなりません。

やはりプロ選手になるには各Jリーグクラブスカウトの目に留まることが大事です。それには目のつきやすいサッカーが有名な高校や大学に行くことが優先されますが、そういう学校にはスポーツ推薦があるので結局、クラブのユースチームに所属するのと仕組みは変わりません。
強いて言うならば、ここ2、3年の各クラブの入団選手の出身校を見るのはひとつの手だと思います。そのクラブのスカウトが入団選手の学校の選手を見ている可能性は高いでしょう。

高卒・大卒どちらが有利?

また以前までは高卒の選手を積極的に獲得するクラブが多かったですが、ここ10年ほどは主に大卒の選手を獲得するのが主流になって来ました。
クラブ側の「即戦力の選手がほしい」という思惑によるところが大きいと考えられます。

ただ2019年シーズンからJリーグに「ホームグロウン制度」というものが導入されます。
この制度は12歳から21歳の間に合計36ヶ月以上(3シーズン分)自クラブに登録していた選手をトップチームに登録しなければならないというものです。この制度によりクラブは大卒選手ばかりを獲得していくわけにはいかなくなったこと、またユースチームからの昇格の可能性が増えると思われます。

クラブ選びが重要!

また最近は選手側のクラブ選びにも変化が見られます。
高校・大学→J1チームのビッグクラブよりもJ1の弱いチームやJ2クラブに入団することも増えて来ました。
これはプロになっても試合に出られなければ意味がないという意識が選手側にも芽生えてきたからです。
たしかにいきなりビッグクラブに移籍しても試合に出場出来るのは11人、当然その壁も高いので1試合に出られぬまま、1年後にJ2クラブに移籍を余儀なくされることもしばしばです。逆にJ2クラブで1年目から大活躍をして、翌年にはJ1クラブから声がかかりステップアップしていく事例も増えてきています。

例えばJ2にヴァンフォーレ甲府というクラブがあります。
このチームが2012年に佐々木翔という選手を獲得しました。甲府では1年目からレギュラー選手として活躍し、この年甲府もJ1に昇格。この選手はプロ入り4年目サンフレッチェ広島に移籍し、広島のJ1リーグ優勝に貢献しました。
また甲府は2015年に伊東純也を獲得。彼も1年目から活躍し、J1残留に貢献。翌年にはJ1の上位チームの柏レイソルに移籍しました。
そしてこの2人は現在日本代表として活躍しています。
また2人ともサッカーがすごく有名というわけではない神奈川大学から加入しました。
これは甲府のスカウトが神奈川大学はチェックしているという証拠にもなるでしょう。

もっと言うと…小学生のクラブ選びから大事!

また本気で目指したいのなら小学生の段階からのチーム選びも重要です。
種類としてクラブチーム、少年団(小学校などを軸に活動)、サッカースクールというものがあります。

サッカーの個人技などを鍛えたいのならばスクールで個人技を習いつつ、少年団に入るのも良いと思います。
少年団は誰かのお父さんなどがコーチの場合が多い傾向なので指導力に疑問がある場合があります。ただ学校のお友達などは基本的に少年団に入ると思われるので、楽しくやるには最適です。
クラブチームはサッカーをやるためにあるような場所なので良いコーチもいます。しかし人数も多い場合もあるので、ある一定の技術がないと試合に出れない場合も考えられます。

自分がどこが適しているのか、親も含めて指南してあげられるとより良いでしょう。

少し変わった形でプロサッカー選手になる方法?

上記で述べた方法はプロサッカー選手になれる正規の方法です。
やはりある程度の才能がなければいけないです。
ただ諦めずに別の方法でプロサッカー選手になった人たちがいます。
実例をあげつつ、いかにしてプロサッカー選手になったかを紹介していきます。

アマチュアからの挑戦

現在、J1柏レイソルに所属している小池龍太はこの方法でプロサッカー選手になりました。
小池は小学生のころ、東京ヴェルディのジュニアユースを受けて落ち、横河武蔵野FCのジュニアユースに入団。(ちなみにヴェルディユースを受けたのは1つ上のいとこである現日本代表の中島翔哉がすでに加入していたという影響もあるようです。)
中学生からはJFAアカデミー福島に入団。中高一貫の場所でした。
震災の影響で福島のアカデミーが使えなくなってしまいましたが、御殿場のJFAアカデミーで残り3年を過ごしました。

プロ志望のなか、甲府の練習には参加させてもらえたが獲得オファーまでには至らず。
どこのチームにも行く宛がありませんでした。言わば内定企業がない状態です。

その中でJFLのレノファ山口から声がかかりました。
JFLというのはJ1、J2、J3のもう1つ下のカテゴリー。プロではありません。
しかし小池は山口に入団しました。
山口はアマチュアクラブのため、他の仕事をして生計を立てる必要があったのでサッカーのスクールコーチをしながら選手として活動しました。
アマチュアクラブの選手として腐らずにやった結果、1年目から主力として活躍。チームはJ3への昇格を決めました。晴れて夢のJリーガーです。

しかしJ3でもアマチュア契約だったそうです。クラブとしてもJクラブとして様々な面でお金が必要となるので、供給が間に合っていなかったのかもしれません。
この年も小池は主力として活躍、チームも絶好調で翌年にはあっという間にJ2昇格を決め、このタイミングで小池はプロサッカー選手になります。

彼はこの翌年も活躍し、それが認められ2017年からはJ1の柏レイソルに移籍。ここでもレギュラーを獲得し、今ではJリーグ屈指のサイドバックとして活躍しています。

2018年の夏にはヨーロッパへの移籍の話がドイツの地元紙で出るほどではあったものの、残念ながら、柏レイソルは2018シーズン中盤からの急失速のせいもあり、J2降格が決定。

小池が2019年どのチームにいるのか想像出来ないくらいにはどこかのクラブが手を伸ばしているところ出はないでしょうか。


このようにアマチュアクラブに所属から声がかかるのを待つか、クラブを昇格させて行き、プロに近づいて行く方法もあります。

いきなり海外からの挑戦

これは近年かなり多くなって来ているパターンです。
遡るとJリーグの顔と言える三浦知良はブラジルでプロ選手になり、元日本代表「ボンバー」こと中澤佑二、J1最年長出場記録を持つ土屋征夫はブラジル留学から日本に戻りプロ選手になりました。

エリートタイプ

まずハンブルガーSVに所属する伊藤達哉。
彼は小学生のころから柏レイソルのユースチームに所属。2014年に柏レイソルU-18のメンバーとして世界大会に出場し、ハンブルガーSVとの試合でMOM(試合の最優秀選手)に選ばれる活躍。
この活躍が評価され、獲得オファーが届き通っていた高校を早期卒業の特別措置を受け入団しました。
この話からもかなりのエリートであることが伺えます。
また所属しているハンブルガーはドイツでかなり歴史のあるクラブであり、2017-2018シーズンまで130年間降格のないチームでした。
昨年には日本代表にも招集されました。

またメディア露出も多い久保建英。
彼はバルセロナの下部組織(ユースチーム)のカンテラに所属したことで話題になりました。
現在ビザなどの関係もあり、Jリーグにやって来てFC東京とプロ契約を結びました。

這い上がりタイプ

近年多くなっているのがこちらです。Jリーグの狭き門だけでなく、サッカー先進国のヨーロッパの下部リーグなどからキャリアを進めるというものです。
またJリーグよりもレベルの低い国、フィリピンなどからキャリアを進めるパターンも多くなって来ています。
さらにシンガポールにはアルビレックス新潟シンガポールというチームもあり、日本のチームが海外にあるパターンもあります。

ユーロプラスというサッカー海外留学をサポートする会社もあるようです。
現在、福島ユナイテッドFC(JFL)に所属する伊藤剛はこの会社を経由してモンテネグロに行ってから、湘南ベルマーレと契約、逆輸入でJリーグにやってきたそうです。
出典:高校を卒業して海外でプロサッカー選手になる方法 ユーロプラス経由の“海外組”という道

クラウドファンディングからの挑戦?

2018年に水戸ホーリーホックと契約をしている安彦考真。
彼もまた先述したような海外からプロ契約をした選手だった。高校卒業後、ブラジルにてプロ契約。
しかしそれは遠く昔の話。現在、彼は40歳です
プロ契約直後、ひざの前十字靭帯断裂。
その後、日本に戻り治療をして復帰するもプロ契約を勝ち取れず20代前半で一度引退しています。

その後、大宮アルディージャで通訳の仕事をしたり、サッカーコーチとして活動していましたが、39歳にてまたプロ選手を目指し出します。
目指すにあたってクラウドファンディングを行いました。
・技術より人間力で上回り契約を勝ち取ること
・契約出来た際はクラブから一銭も受け取らないこと

このような決意表明をブログに投稿。

出典:Jリーガー 安彦考真 オフィシャルブログ

SNSにトレーニング風景をアップするなどの活動を続ける中で目標額85万円のものが121万円集まったといいます!

またテレビ東京にて深夜にやっている番組「FOOT BRAIN」に出演。
これで多くの人にこの活動が知られるようになりました。

そして水戸にて練習生としてトレーニングに参加。見事正式契約を勝ち取りました。

残念ながら1試合のベンチ入りのみで1年での退団が決まりましたが、このような方法でもJリーガーになれてしまった例として紹介しました。

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サッカー選手の年収は?

世界の年俸の1位はメッシの約60億、2位がネイマールの約47億です。
日本国内に目を向けると1億円プレイヤーが数えるほどしかいません。
そんなJ1の2018年の平均年俸は推定2661万円です。
データが推定年俸32億円のイニエスタ(神戸)がいなかったりするので、平均するとまた変わってきそうですが、そんな年俸をもらえている選手はまずいないのでこちらの方がリアルと考えた方が良いでしょう。

以前まではJリーグクラブは経営がかつかつのところも多く、半分ほどのクラブが赤字になっていたりしました。
しかしDAZNがJリーグに介入したことで優勝分配金などが増加、降格したチームには1年限定で補助金が出るなどクラブにとって金銭面はポジティブな面が増えてきました。
依然として赤字のチームもありますが、先述したイニエスタなど破格の世界的有名選手の獲得なども増えて来ています。
現在既存の日本人選手に年俸増額される流れは少ないですが「優勝チームのエースストライカーを現在の倍の年俸で別チームが強奪」など1つ大きなアクションが起こればチームも流出を阻止するために年俸が上がるはずなので、インフラが起こる可能性は大いにありえます。

出典:Socer-Money.net

サッカー選手の契約は?

Jリーグで言うとA契約、B契約、C契約というものがあります。
A契約では最低年俸が460万円、上限はありません。B契約、C契約では年俸の上限は460万円です。
チームに入団してすぐはC契約を結び、一定の出場時間をクリアするとB契約やA契約を結ぶことができます。
また規定によりC契約は在籍4年目以降の選手とかわすことができないため、在籍3年間で戦力外通告を受けるケースが多くなってきます。
なお、A契約を結べるのは1チーム25チームまでという制限があります。

契約出来る年齢は?

また契約出来る年齢として「高校を卒業してから」という風潮があります。

高校生のうちは高校に通って勉学に励むのが当たり前で、高校を卒業してから仕事を始める(プロ選手になる)というのが普通だという感覚ですね。社会(業界やクラブ)の側にも、現役の高校生とプロ契約を締結して毎月数十万円もの金銭を支払うのはその選手の健全な育成という意味でどうなのか、と“待った”をかける雰囲気があります。【引用】
出典:footballista「代理人が5つのキーワードで解く、日本サッカーの特異な移籍市場」

しかし特例はいくつかあり、例えば青森山田高校にいた柴崎岳(ヘタフェ/スペイン)は2年生の段階で鹿島アントラーズと仮契約を結びました。
また香川真司(ドルトムント/ドイツ)も同じ例でセレッソ大阪と仮契約を結び、通信制高校に転校しました。

またユースチームに所属している選手ならば2種登録として出場可能になります。
原口元気(ハノーファー96/ドイツ)は浦和レッズユースとの2種登録にてトップチームの試合に出場していました。

サッカー選手の将来性・独立について

サッカー選手

サッカー選手に向いている人

サッカーの基礎技術が一定水準にあり、ゲームにおいてパフォーマンス力を発揮できる人、さらにこれらのレベルアップに向けコツコツと努力を続けられる人に向いています。

サッカー選手と同じ分野の他の職業

サッカー指導者、サッカー審判員

サッカー選手の現状

現在、日本のプロサッカーリーグであるJリーグでは、J1、J2、J3の3つのリーグにあわせて50以上のクラブチームが存在しています。Jリーグの人気は一時期より下火になっていますが、海外クラブに移籍した日本人選手の活躍も増え、多くの人から注目を集めています。ただし、活躍の機会を得られるのはほんの一部の選手のみです。チームに貢献できるのは、11人の選抜メンバーに入るか、7人の控え選手としてベンチに入る人のみです。給与の項で述べた通り、はじめはC契約を結び、公式戦において所定の出場時間をクリアするとB契約、A契約を結べるようになりますが、この条件をクリアできない場合C契約を結び続けることになります。規定によりC契約は在籍4年目以降の選手とかわすことができないため、在籍3年間で戦力外通告を受けるケースが多くなります。一方、技術が向上していくにつれ、レギュラー確保、チームの中心選手、日本代表にとステップアップしていきます。技術力の向上に伴い、海外のプロサッカークラブに移籍し活躍する日本人選手も増えてきています。

サッカー選手の将来性

2014年にJ3リーグが誕生したことでクラブチームも増え、Jリーグを目指すクラブチームは今後も増えると予想されます。また、日本代表もアジアの強豪国の一つとなり、海外で活躍する日本人選手も増えてきました。引き続き、注目度の高い仕事と言えそうです。

サッカー選手の独立について

クラブチームに所属していることがプロサッカー選手としての条件ですので、独立はできません。

サッカー選手の主な著名人

長谷部誠


まとめ

サッカー選手になる方法はいくつでもあります。最近はネットの発達もあり、そこでプレーを見て現地へ見に行くスカウトも増えてきていると思われ、自分の活動がより伝わりやすくなっています。
ある程度の技術と気迫や努力する力があれば方法を選ばずになることが可能です。

サッカー選手は選手寿命も短いです。たまに引退した選手が捕まったニュースを聞きます。
それが金銭トラブルであることも少なくありません。万引きで捕まった選手もいました。
皆が成功するわけではなく、定年まで働くことは不可能な業種なので自分のセカンドキャリアを見据えた上で目指して行くとより良いかと思います。

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